概要
彼女は夢を見る。夢を見続ける。彼女にとって幸せな夢を
世界の終わりを前に、最後の時を普段の日常と同じように過ごしている夫婦がいた。
彼らは幸せだった。
他の誰に何を言われようと、このまま二人で最期の時を迎えられることを幸福だと感じていた。
本来ならば同じ最期を迎えられないはずの運命だったからだ。
その理由は妻が冒されているある病気にあった。不老不死病。
年老いた夫と若い姿のままの妻。本来ならば彼女は死ぬことが出来ない。
そんな二人に遂に最期の日が訪れる。
そして、最期を迎える二人を見ている人間がいた。
※小説家になろう、エブリスタ、pixivにも掲載しております。
※この小説はpixivで開催された『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)』に応募したものです。
彼らは幸せだった。
他の誰に何を言われようと、このまま二人で最期の時を迎えられることを幸福だと感じていた。
本来ならば同じ最期を迎えられないはずの運命だったからだ。
その理由は妻が冒されているある病気にあった。不老不死病。
年老いた夫と若い姿のままの妻。本来ならば彼女は死ぬことが出来ない。
そんな二人に遂に最期の日が訪れる。
そして、最期を迎える二人を見ている人間がいた。
※小説家になろう、エブリスタ、pixivにも掲載しております。
※この小説はpixivで開催された『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)』に応募したものです。
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