3日目
【第八話】農場バトルライフ
皆さん。「廃村」と聞いてどのような景色を思い浮かべるでしょうか?ほぼ森の空間に家屋がある?畑の農作物が伸び放題?猛獣の住処?まぁ、適当に上げればこんな感じのが出てくるだろう。では実際の廃村とはどんなものだろうか?それはずばり!
「君たちが考えたものと大して違いがない!」
ふざけていると思うけど本当にそんな感じだった。一部が森と化しており、畑の農作物は伸び放題。まぁ、猛獣ではなくカルトがいたっていうことが唯一の違いってところかな?そんなことより本題だよ本題。バンカーから移動後、雨の中だが無事に農場についた僕ら。そこには見渡す限り草と草と草、そして草があった
「さすがに伸びすぎだろ」
「ジャパニーズネットピーポーは‘‘大草原不可避‘‘で大笑いを表していると聞いたことあるが……これは笑えねぇな」
あまりの光景に思わずつっ込んでしまう。みんなが雨の音に紛れ込みながら草むらの中を歩くとき、ピクッと耳が反応した。
「ちょっと待って……何か足音が聞こえない?」
「あぁ、聞こえる。みんなサーマルビジョンもしくはナイトビジョンを付けろ。戦闘の始まりだ」
キュイィィン(←起動したときの音)
ザーー ザク…ザク…
「サーマルビジョン越しに敵影を4つ確認。排除を開始する」
「Copy」
ザーー スパァンスパァンスパァン ザクッ バタン…
「ターゲットダウン」
「ナイスキル。雨なんて私たちにうってつけの
ザッ
「ちょっと待って……右から一人」
タァァン ドサ……
桶をひっくり返したかのような雨の中に、銃声と内部メカの作動音が聞こえてきたと思ったらすぐに消え去った。僕はこの天気が好きだ。誰にも悟られることなく狩りを楽しめるこの天気を
《‘‘F1‘‘、定期検査の時間だ。応答しろ》
突如、先ほど倒した敵の無線から応答が入った。
「これ……どうする?」
「応答しちゃう?宣戦布告的な…」
「やってどうするっていうのだよ。WW2の時の宣戦布告の文章を送るのか?」
「敵を煽る。そして爆破する」
「カルイ。お前の頭を一回のぞいてみたいもんだ……爆薬と何が詰まっていることやら……」
《‘‘F1‘‘、応答しろ》
みんなが無線をどうしようかと悩んでいるとき、バンパーが僕の頭に手を置いた。
「ふぇ?」
「仁、お前が出ろ」
「なななな、なんで⁉」
唐突の指名にビビる。無線の応答能力ならハスのほうが適材だっていうのに?
「何気にこの部隊の中で煽り性能が一番高いから」
「ガーン!!!」
《‘‘F1‘‘応答しろ!》
「ほらほら呼んでるよ~はよ出ろ~」
バンパーはアイデアはみんなから賛同され、やらないという選択が消えてしまった僕はいやいや出ることにした。
《‘‘F1‘‘!》
「だからさっきからF1F1うるっせつーの!」
《は?》
「何度読んでも反応ないなら死んだとでも思っとけよ。それとも何?お前らの主神にあいさつでも行ったのか?」
《お前はいったい誰なんだ⁉》
「そんなのもわからないのか?それじゃあ言ってやろう。僕は死神。お前のけがれている魂を刈り取りに来たのさ」
バキッ!
通話終了とともに無線機を真っ二つに折った。部隊メンバーからのストレスがよっぽどすごかったのかとんでもなく暴言がすごかったとのことだった。どうやらさっき言ったことよりも、もっとひどいことを無線に向かって言っていたらしい。
「Oh……相当ストレスたまっていたようだな」
「そりゃそうよ!いつもみんなに仕事中撫でまわされるから!編集の納期があるっていうのに……」
「そっち……なのね」
「逆になんだと思った?」
「さっきの賛同事件」
「逆にそっちなんだ」
△△△
タァァンタァァン スパァァァァンスパァァァァン
農場のそこら中から銃声が聞こえてくる。そしてそこには目をつむって音を楽しんでしまう僕がいた。小高い丘の草むらの中で寝そべって、雨に撃たれながら敵を狙撃する。何たる愉悦なんだ。
「いい音♪耳が幸せ~」
『おい仁』
「ひゃう!」
『敵を抹殺しながらリラックスするな。音を楽しんでいる暇はねぇぞ』
「ごめん……んで敵はどこにいる?今見えるところではいないけど……」
『馬鹿たれ。お前の斜め前に2人いるっていうのに?至近距離だ』
「それ早く言って」
MPPRを地面に置き、ホルスターからガバメントを引き抜く。
「3……2……」
敵がどんどん近づいてくる。あと少し、あと少しで僕のハンティングができる
「1!」
カルトが手の届く範囲に来た瞬間、僕は立ち上がった。
「Hello!」
ダァァァンダァァァンダァァァン!! ビシャァァ バタン
「
『もう聞こえてないと思うが?』
「これを煽りっていうんだよ」
『お前は皮肉っていう言葉を学んだ方がいいと思う』
ダストからの皮肉を右耳で流し、適当に答えてから僕は次なるターゲットを探し始めた。夜の農場に降り注ぐ雨。何度も言うけど僕はこれが好きだ。自分のパッシブなリスキルなりを最大限活用できるフィールドだからね。
あと雨の音と水が草に当たる音が好きだからっていうのもあるけど
△△△
「仁君!3時方向に3人!」
「マリーさん了解です!」
ボゥッ!
そろそろ雨がやんできて僕らの疲労もたまってきた。思った以上に農場に敵がいる。
『おやおや?とうとう燃やし始めたのか?』
「弾の無駄遣いを防ぐため!」
周りの伸び放題の農作物に火がついて業火と化す。あまりの熱気に敵も後ずさりしていって、そこをほかの味方が
スパァァァァン!!タァァンタァァン!!
と横からとどめを刺していった。人間というのは本能的に火を怖がるだっけな?軍隊や警察とかは訓練などもしているから多少の慣れはあるかもだけど、カルトのように一般市民出身の人もいるかもしれない部隊だと火に慣れていない可能性がある。その時に僕の能力は大活躍なんだ。まぁ、たまに事故るときもあるけどそれはまた別の話だ
「ジェイド、ナイスキル」
《お前こそいい連携だな。おっと敵》
タァァン!
無線経由と直接聞こえた銃声が一つに混ざる。無線もちょっとしたタイムラグあるんだなと思った。
《バンパー、そろそろ本拠地への攻撃開始か?》
《そろそろやっていいとは思う》
「了解。ただ……」
ただ?
「敵の本拠地はどこなの?」
マリー:「?????」
????
「自分で放った炎のせいで何も見えない☆」
メンバーがあきれるほどのドジをかます僕。
『前にも言ったと思うがもう一度言わせてもらう。お前は本当に精鋭か?』
「事実だとも」
《さっさと炎から抜け出してこい。遊んでいる暇はねぇぞ(圧)》
「ア、ハイ。スミマシェン」
素直にイラついているガスターの命令に従って装備を隠した後、スナイパーライフルをバックの中にしまって、MP7を手にして敵の本拠地に向かって進み始めた。
△△△
思った以上に農場が広い。日本に住んでいると一生見ることができないような広さだった。そんな場所に草ぼうぼう+夜のコンボは本当に視界不良につながる。僕には関係ないけどなぁ!
『一回黙れ』
「なんでぇぇ!」
敵を見逃さないように僕ら(僕を除いて)はナイトビジョンなりサーマルビジョンを起動させて、周囲の環境を注意深く見渡しながら敵の本拠地と思われるところに進んでいった。え?どうやって場所がわかったって?そりゃあもちろん
「こんなの赤子の手をひねるより簡単さ。ほい出た」
途中合流した味方の天才ハッカーのビオードが逆探知して特定したのさ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ビオード。本名はメモシス・ビオード。ハスと同じ通信役だが、こう見えて元ハッカー。しかもカインと同じCIA所属だったらしい。もちろん戦闘能力はしっかりある。なんだったら僕らの部隊に戦闘ができない奴なんていないからね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「こんなに近づいてもカルトたち出てこないんだね~」
僕は目と鼻の先にある農場でのカルトの本拠地兼LABOの前哨基地を見ながら呟いた。見た目はただの木造の二階建ての住居。どうやら電気はついており、それを確認したメンバーは次々とナイトビジョンなりサーマルビジョンの使用を止めた。
「まぁ、出てこない方が正しいからな。カルトたちが家を占拠しているため、今のところの地理的アドバンテージはカルトにある。わざわざアドバンテージを捨てて出てくるわけないだろ?」
「それが妥当な判断だ。まぁ、俺らには関係ないけどな」
そう言ってバンパーは、横で壁破壊用の爆薬をもっているカルイと、ドアブリーチの準備をしているスラウィーの方に歩いて行った。
「なんかとっても……いまから解体しそうだね()」
「僕も準備完了!」
そういって僕の横でハスがリロードが完了したM249のチャージングハンドルを引いた。ガシャンと重厚感のある金属音がなる。
「こっちは今から人が木っ端みじんになりそう……」
「人が木っ端みじんになるのは見慣れているだろ。それよりも作戦を説明する。今から二つに部隊を分けて侵入する。片方はドアから、もう片方は壁を破壊して入っていく。そしてここのリーダーは生け捕りだ。LABOに関する情報がいるからな」
「了解」
「壁組はドア組が侵入した瞬間に壁を破壊して突入な」
「了解。それと爆薬の設置完了」
「では10秒後に作戦開始だ。Good luck」
その一言で僕らは二手に分割。農場に爆発音が鳴り響くまであと10秒となった。
△△△
ダァン! バァン!
目の前でショットガンの轟音が鳴り響きドアが力強く蹴り破られる。どうやらカルトも襲撃に備えて入口に待機していたが彼らが見たのは僕らではなく……
ダァァァン!
カルイのKSー23から放たれるフラッシュバン弾の輝く光だけだった。
「What happened!!」
タァァン!ダァァァンダァァァン!!
敵がフラッシュにやられた瞬間、僕らは洪水の水ごとく家屋に流れ込んでいき、立てこもっているカルトをことごとく蹴散らしていった。
バァァァン!!!
階段の反対サイドから壁をぶち破る爆音が鳴り響き砂埃が部屋に充満する。どうやら壁から侵入するグループも成功したようだ。
「フラッシュ!」
壁に跳ね返させて安全に二階へフラッシュバンを投げ込む。炸裂音とともに目をやられたとおっも割れるカルトが乱射している音が鳴り響いた。
「気を付けて。くれぐれも流れ弾に当たらないように」
「分かっている」
タァァン! バタン
300blackout弾が真っ直ぐカルトの頭に当たり、敵が倒れる。
「MOVE!」
「リーダーを捕らえろ!」
階段から自分を含めた味方全員が二階に流れ込む。それぞれのドアから出てきたカルトは一人も逃さず倒していき、完全に二階に上がったところですべての部屋を制圧しに行った。
バァァァン!タァァン!バァン!
そこら中から銃声なりスタンなりが鳴り響いている。自分が制圧する担当の部屋のドアを開けた瞬間
「死ね!!」
カルトがナイフを突き刺してきた。間一髪で銃を前に突き出しナイフを食い止める。体を横にずらし、相手の体勢を崩してから後頭部を殴る。そのまま倒れたカルトに向かって確殺をし、すぐさま部屋の中に視線を戻し残党がいるかどうかを確認しにいく。いないことがわかるとサイリウムをパキッと折って光らせ、部屋の中に投げ込んだ。これで一つクリア。
「ラスト一つだ」
どうやら他の人も制圧が終わったようでリーダーがいると思われる最後の部屋の前に集まった。
「hands up!」
バンパーの威嚇とともにドアが蹴り飛ばされて開く。メンバーのみんなは部屋に潜伏していた兵に警戒していたが部屋の中には悲しそうな背中をこちらに向けて椅子に座っている中年男性、ただ一人がいた。
「きた……のか……」
一人で窓を向いて呟く。予想外の展開にその場にいたメンバー全員がどうしたらよいかわからず、とりあえず周囲の安全を確保して全員が入ったのが確認した後にドアを閉めた。
「君たちが最初に無線で暴言を言ってきた人たちで合っているよな?」
「そ、そうですけど……」
「気を付けろ」
「こうなるとはわかっていたのになぜ私は反抗したのだろうか……」
呟きながら彼はため息をつく。今まであってきたすべてのカルトと違いすぎてどうしたらよいかわからず、僕はそこに突っ立ているだけだった。
「仁」
「どした?」
「念のためハンドカフで手を縛ってこい」
バンパーから急に拘束してこいとの命令が入った。
「なんで?僕?なんかのハラスメント?」
バンパーの顔を覗き込んで反発する。確かに拘束を自分たちの身を守るために必要だ。でもなぜわざわざ僕が?
「お前が最初に宣戦布告したんだ。勝利宣言もお前がやるはずだろ?まさか死んだから無理とは言わせないからな」
バンパーに促せるままに男性を拘束する。彼の何が僕の心に刺さったのか、普通だったら嫌味たっぷりで結構きつめに縛るのに、この時だけなるべく傷つけないようにしてた。
「さてと……お前に質問がいくつかある。これは任意回答ではない。わかっていることをすべて言ってもらおうか。その前にお前の名前は?」
「ジョージ。ローレンス・ジョージだ。元新聞記者」
「元新聞記者か……お前はなんでカルト集団に参加したんだ?」
そう聞くと、彼は下を向いた。
「元々は私の妻が教団に入信し洗脳されたいた。その後息子たちも奴らに洗脳され、私はやむを得ず参加することになった。もし反発すると……そんなことなんて考えたくもなかったからな」
彼の告白で僕の心に刺さってた何かが分かった。家族ととられた悲しみと怒り。でも今は何もできないという無力感。そのような感情がひしひしと伝わってきた。
「そうか、すまないな。聞いてはいけないようなことを聞いて。それじゃ、次の質問」
そう言って彼はスマホを取り出し、ディスプレイをいじる。
「彼女は知っているか?」
そう言ってとある画像を見せた。アクロスでドラファさんが見せてくれた写真だ。
「知ってるも何も、私が彼女を捕まえた張本人だよ……思い出しただけでも今すぐ死にたいって思ってしまう」
彼が雪を捕まえたという事実から湧き出る殺意を抑えながら、質問をする。
「ど、どこに連れてったのですか?」
「君は……彼女の夫、もしくは彼氏君か?」
「そう…ですけど。どうかしましたか?」
「いや、なんでも。他の隊員よりも目つきが違うなって思ったんだ。急に変な質問をして済まない。それと彼女はLABOの研究室。否、今は祭壇室というべきだろうか?とにかくそこに閉じ込められている」
祭壇室。いかにもやばそうな雰囲気がする場所だ。突然頭の中にシベリア研究所で見た不気味な部屋を思い出す。
△△△
そのあとも何度かLABOに関する質問だったり、敵の装備、そしてどこから入るのが安全かを聞いた。いろいろとすんなり聞き出せたが、なぜジョージさんはこんなにも従順なのだろうか。情報が集まってきて僕らの作戦がどんどん内容が充実してくるにつれて、その疑問が何度も頭によぎる。みんなが部屋から入手したLABOのマップを広げジョージさんと内部構造について語り合っていたとき思わず口を開いてしまう。
「ジョージさんって…なぜこんなにも協力してくれるのですか?敵同士のはずなのに、拘束されているのに…」
メンバーからの目線がすべて僕に集まる。
「そんなの決まっているさ。君が私がなりたかった自分によく似ているからさ」
「なりたかった自分?」
「そう。君は昔の私の理想のような人だった。自分は好きな人のために何でもするような人。好きな人のために命を懸けて戦う人。そんな君に大切な人を失ってほしくないと感じたから協力している。それと自分の罪滅ぼしも兼ねてね」
そう言ってこっちに向かって微笑んでくる。今まであってきた敵とは全く違う。優しくて亡くなった誰かのような……。それから僕は部屋の隅っこで、みんなの作戦を横耳で聞きながら銃のメンテナンスをしていた。
「必ず助けるよ、雪。ジョージさんのカルトに対する思いも一緒に、カルトを倒してやる……」
誰にも聞こえないように呟き
「すぅ…」
寝落ちしてしまった。
△△△
「これで
「サンキュー。さすがは俺がスカウトしただけの能力があるなお前は」
「当たり前だろ。何年CIAで仕事してきたと思ってんだよ」
元CIAの天才の掛け合いを横目で見ながらHQに連絡を入れる。
「HQHQ、こちらα-0。個人ナンバー‘‘Wα-5‘‘、月夜仁です。聞こえますか?」
しばらくの間、砂嵐の音が鳴り
《こちらHQ!お前ら無事だったの!》
とあるオペレーターが部屋にいるすべての人が聞き取れるほどの大声で応答した。
「そうだよ。あと何人か集まってないけど、今のどころはぐれてる仲間も全員無事みたい。こっからはビオードに引き継ぐよ」
そう言ってビオードに無線を差し出す。
「こちら個人ナンバー‘‘Wα-9‘‘、メモシス・ビオード。約束の返信日から1日以上たってすまねぇな」
頭を掻きながら答える。
《ところでこっからどうするんだ?そっちに一番近い前哨基地にある程度戦力は集まっているから救出しに行けるが?」
「救出は大丈夫だ。ただ、トラスト市に一番近い前哨基地にある兵力でLABOへ総攻撃を仕掛けてくれないか?」
《LABOに総攻撃……そこに何かあるのか?カルトの本拠地とでも?》
「その通りだ。俺が見てきたどんなオペレーターよりも頭が冴えてんな」
《それはどうも。ちなみにいつ頃開始だ?そこの戦力は一でも動ける。時間さえ分かればな》
「時間は今日の日没直後。そして作戦名は……」
バンパーは一呼吸おいて作戦名を言う。
「BlackOPS‘‘
彼は不敵な笑いを浮かべて。
現在時刻3:45 BlackOPS‘‘Take and Escape‘‘開始まであと3時間弱
合流済みメンバー:仁、ジェイド、バンパー、ハス、アイサ、ガスター、カルイ、ケイン、マリー、カイン、スラウィー、ビオード
未合流メンバー:残り4名
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