ケモミミ傭兵お仕事日記
雇われ兵士の狙撃手「仁」
ケモミミ傭兵、シベリア封鎖区域でお仕事開始
prologue~シベリアへ~
ザッザッザッザッザッ…
寒い!急に済まないが寒い!それも仕方がない。なぜならここは冬のシベリア、あたり一面雪景色だ。
「あ、あと数百メートル。そうすれば施設内で暖をとれる!」
強気に言ってみたものの寒さはごまかせなかった、狼なのに寒いのが嫌いっていうのはさすがに恥ずかしい。
「な、なんで…なんで
大声により森の鳥たちが飛んで行った。
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ここで説明を挟もう、WOLF社とは東ヨーロッパに本社を置く民間軍事会社であり僕はそこの雇われ兵士である。そして、先日にシベリア研究所の「サイト5‐5」で大規模な爆発事故が起こり研究所内とは連絡が取れていないとのこと。そのため事故の調査のため僕が派遣されたっていうこと。ほかの人にあたってくれよ…
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そんなこんなで研究所の入り口までこれたのだが
「やっぱり崩落で入り口が防がれていたか…ほかの場所から行くしかねぇな」
違和感を感じながら僕は地下駐車場の出入り口に向かって歩き出した。何かの違和感が感じたがその時は考えもしなかった。何故ならまだ事故だと思っていたのであった。
その考えがまさか自分を殺しにかかるとは思いもしていなかったのはまた後日談。
それではお仕事開始と行きますか!
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