一周回ったどころじゃねぇ!数多の周回を回したらこうなるんだよ!

世界を愛し周回した者がいた。
その身が朽ちようとも、その心が削れようとも周回し続けた者がいた。
やがて木石の如く只々世界に在り続けた者がいた。
そして朽ちても削れても捧げるに足る愛の対象を見出した。

本来なら物語はそこの底で終われば美談だったのかもしれない。

だが終わらない物語が、語るべき物語が此処にある。

刮目せよ!汝、現世に紡がれる神話の目撃者たれ!

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