第7話

「コラボですか、、、」

>お

>コラボかぁ

カズキニキ✓>ぜひしたいです!

>お


「本当ですか?!ぜひお願いしたいです!」

カズキニキ✓>こっちのほうがお願いしたいぐらいです!

>てぇてぇ


ということで、カズキニキさんとダンジョンでコラボすることになった。

「カズキニキさん、きょうはよろしくお願いします!」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

俺たちは、秋葉原ダンジョンに潜った。


「なかなか手強いですね。」

「でもまだまだいけますね。」

>草

>普通の人ならそこでリタイアやで

>やっぱバケモン


「俺たちは普通じゃないんで」

>かっこえ

>草


俺たちは、どんどんすすめた。

カズキニキさんはトークの上手さで人気だが、今日はふたりとも淡々と進めている。

そしてあっさりと攻略した。


「はい。」

>はっや

>はやすんぎ

>つまんない通り越しておもろい


「ということで、きょうはカズキニキさんありがとうございました!」

「こちらこそありがとうございました!」

>はっや

>もう笑うしかない


その日、"#カズキりきやのダンジョン攻略RTA"がトレンド入りした。

そして、よりによってテレビにも取り上げられたことで力也は翌日、学校でとんでもない注目をあびることになる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

底辺ダンジョン配信者、実は正体不明のXランク冒険者だった。~自分でも知らなかったので、バズっても変わらず配信します~ ラ主(燃え尽き) @Doorstep

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画