旦那さんに抱かれているときの、妻の本音をおもしろく、描いています。ダイオウグソクムシに抱かれている私。何?それ?読んで、思わず、笑ってしまいました(^-^)。こういう、作品は、実に、いい。おもしろいですね。
夫よりもダイオウグソクムシに惹かれる…マンネリとか、刺激が欲しいときもあるのでしょうね。蓼食う虫も好き好き、ということかな。ダイオウグソクムシは、音のひびきが格好いいので、見た目だけではなく、その聴覚的な魅力も、主人公が惹かれる理由なのかも…
具体的に何がわかるのかがわからないのですけど、でもセクシーって、ダイオウグソクムシみたいな感じがするのです。
この物語は、現実社会で考えると極めておかしいのです。本作で示された内容を他人に語ることは憚られます。ですから語った言葉が残ることが現実社会では稀です。しかし、小説は踏み込めます、語られないものを語ることに。語られること自体が稀なものが理知的に語られ読者に明かされます。読者は人の心を覗き見ます。現実には出来ないことをする、小説の自由さを味わえます。
この話読んで「嘘だー」とか思いつつも数年後「わかるわ」となるかも……いや、もう……、そこは🤫秘密にしておきましょうね
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