その兜は被った者をあらゆる困難から守る、が――

こちらの短編を読んだ時に私が思い出したのは、『小堺一機』さんのお話です。なんか、持ちネタとかなのかな?ご自身が司会をされていたトークバラエティ番組だったと思うんですけど、話していたのです。

「『危機一髪』という四字熟語を反対から読むと、『髪、一機、危ない』になる」と。

そのおかげで、私はこの熟語の漢字を正しく覚えることが出来ました。そうそう、小堺さんの髪が危ないやつな、と。ほら、どうしても『危機一発』って書きたくなっちゃうから。そういうのをね、ほんとしなくなった。だって危ないのは小堺さんの髪だから。

そんなことを思い出す短編です。
もうそんなこと書いたらネタバレじゃねぇかって思われたかもしれませんけど、やだなぁ私、一言も本編の話してませんからね?ただ思い出しただけですって。

ただこれだけは言わせてください。
最高。

私好みの短編です。
お前の好みなんか知らねぇよ、って思われたかもしれませんけど、私を信じて読んでみてください。
お前誰だよ、って思われたかもしれませんが、私はアラフォーのおばさんです。