第9話 読書こぼれ話・映画編①

 こんばんは。

 先日紹介した『身代わり忠臣蔵』の劇場版を観に行ってきました。読書とも関係があるということで、今回はその感想をこちらに書きたいと思います。


 ※多少ネタバレありの感想です。作品を見たい・読みたい方はお気を付けください。あえてネタバレなしの感想を書くとしたら「小説→映画の順番で見たのは正解でした」だけですね^^;


 ――さて、OKでしょうか?


 全体的には小説よりずっと明るめというか、コメディ方向に振った仕上がりだなという印象です。もちろんそれだけではなくて、良いシーンは予めセリフを知っていてもグッときて、映像と役者さんの力を感じました。


 原作とは色々と細かい違いがある中、最も大きな違いはヒロインと某家臣の扱いです。二人とも映画ではかなりスッキリ、ハッピーエンドに修正されています。


 原作は驚きの終わらせ方で意外性があって面白かったけど、映画だけを見た人はきっとモヤモヤするし、あのまま映像化は(倫理的に)出来なかったのだろうなぁ……などと思っていたら、終盤にとんでもない映像が流れて度肝を抜かれました。


 吉良の首の〇〇〇〇です。


 いや、あの、先ほど守ったはずの倫理観は???と目が点になりました。直前までのシリアスをぶち壊すべく入れたコメディパートなのでしょうが、私はギョッとしてしまいました。笑えるけど恐ろしい、がピッタリ。

(先に観た友人は「良かった」と言っていたので、価値観の問題なのでしょう)


 とにかく、飽きずに最後まで見られた良い映画だったと思います。何か面白い映画はないかなとお探しの方にはオススメです^^

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る