第13話 4月の記録

 狙って選んだわけではないのに、奇しくもベテラン女性作家さん2人のエッセイ、しかも同時期のものを連続で読むことになりました。



◆角田光代著『月夜の散歩』

 料理をメインに、周りの人々との日常を綴ったエッセイ。天ぷらだけは出来たらすぐに食べて貰わないと許せなかったり、気付くと友人との会話が「あれ」や「それ」ばかりのテレパシー会話になっていたり、と笑うやら共感するやら^^

 各話ごとに小さな写真が付いていて、飼い猫率が高いのは癒されました。


◆林真理子著『カムカムマリコ』

 コロナ禍の間、そして明けた頃について書いたエッセイ。かなり活動的な方で、オリンピックの聖火ランナーをやったり、京都に行って短編映像ドラマに出演したり、緊急事態宣言が明けた途端に飲み会に行きまくったり。

 こんな風に過ごした人もいるのだなぁと驚かされます。



 同じお仕事をしていても、こうも違うものなのですね。まぁ当然といえば当然なのでしょうが、不思議な感じがしました。ちなみに個人的に好きなのは『月夜の散歩』の方でした^^


 さて、今月はドタバタしていて結局2冊のみとなりました。5月は……私にとっては毎年恒例の「仕事の本を読むシーズン」に突入してしまったため、自分の読みたい本が読めるか分かりません^^;

 とにかく早く脱出できるよう、頑張ってきます!

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