概要
お姉さん。あなたは人だったんですか?それとも――
一人の老人が少年時代に出会った、不思議な美女。
その人は、人間だったのか。それとも老人が長年友としてきた妖のような、人ならざる存在だったのか。
――お姉さん。あなたは金平糖がお好きでしたね――
※戦争の描写が出てまいります。ご注意ください。
その人は、人間だったのか。それとも老人が長年友としてきた妖のような、人ならざる存在だったのか。
――お姉さん。あなたは金平糖がお好きでしたね――
※戦争の描写が出てまいります。ご注意ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!素敵な物語をありがとうございます( ;∀;)
僕はこちらの物語を拝読させて頂き、久しぶりに感覚で読むと言う事を考えました。
どんな物語でもストーリーが存在して、起承転結という形で理解を促すものですが、時として形態を超えて強く感覚に訴える物語というモノが存在致します。多くの物語は理解と感覚の狭間で、「何か」を訴えかけていると思いますが、感覚を重視して構成されるとこの様な形になるのではと思います。
こちらの物語を僕はそういう風に読ませて頂きました。
すごく極端で誤解を招いてしまう表現を用いるのならば、詩的であるのです。
叙情的な語りで紡がれる物語はふわふわと揺らぎながら、感情そのものを穏やかに漂わせ、読み手側に一定の感覚を与え続けま…続きを読む