原稿が間に合わないとどうなる?
とりあえず切りの良いところまで書き上げ、あとは野ばらの努力次第、ということになった。
とはいえ、野ばらも夜中の2時まで作業に付き合っていたので、イベントではうたた寝が多かったらしい。
しかし、努力は実ったと言うので、良かった。
問題はこの後である。
「なあ、大丈夫か?」
「コミケが間に合わないならコミティアに間に合わせればいいじゃない。」
「俺も仕事があるんだけどなぁ…。」
いつもは二人同時にパソコンが使えるのだが、今回は違う。
そう。
4日間もの間、テッペンを越えて執筆していたため、一時的にパソコンを没収されてしまったのである。
「野ばら、いつ仕事おわる?」
「ごめん、宗教の子に独占されてて作業できない。」
「ラインにおくて。わたしプリントする。」
「おお、お花ちゃん! 何食べる?」
「きちんとたかっときな〜。」
「お、おばば、お久しぶり〜。お腹ペコペコだわ。あとビートルズ、たかりとゴチは違うぞ!」
今日も野ばらは、形見が狭いらしい。
早朝バイトの面接受からねえかな、と、毎日考えているという。
それはそれとして、おさかな教会の使命として、イベント原稿の方が大事というのは、2人の考えでもある。なので、野ばらは叫ぶことしかできない。
「なあ、『ハルマゲドン受け』ってどう説明すればいい???」
「うーん、セルフレイプ?」
「せるふれいぷ。」
おさかな教会奮闘記〜ご都合信者達に追放されたのでご都合教会を作ってやります!(現在進行形) PAULA0125 @paula0125
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