概要
現代を舞台にした、不条理とユーモアが交錯するファンタジードラマ!
ストレスに疲れた高校教師の小日向陽子は、ドライブ中に車が故障してしまう。携帯も圏外で、周りは田舎の風景ばかり。仕方なく歩き始めた陽子は、『雨宿』という名前のバス停を見つける。標識版の時刻表は読めない文字で書かれており、てるてる坊主が吊されている。そこに現れたのは、学生帽を被った小学生の正次という少年だった。彼は、時刻表には『バスが来るのは、雨が降って雨宿りをしている人たちが待っている時間である』と書かれてあると言う。信じられない陽子であった。そんな時、レインダンスをするアレックスやオルガンさんと呼ばれる高校生の小夜子も加わり、バスが来るように雨乞いをする。やがて曇天になり、雨が降り始める。果たして、バスは来るのだろうか……。
読んでくださってありがとうございます。これからも頑張ります。
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