揺らぐカフェの空気と時間

廃線の駅舎に開店した、暇すぎるカフェを通りすぎる人々の人間模様です。
店長と昔のバイト仲間。数人の客。ヤカン。そして幽霊と過去の幻。
何も起こらないといえば起こらないのに、かつて確かにそこにあった時間が胸をよぎり締めつけられます。
雪と雪どけの季節の湿度を感じてみて下さい。読んでいて眼鏡がくもる心持ちになりました。

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