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概要
待ってません、と彼女は言った
舞子はひとりでクラシックコンサートへと通う。病禍の前に黙って海外へ赴任して行った貴弘を想いながら。
三年経ったクリスマスの夜、いつものようにひとりでコンサートへと出向いたが。
pixivブックサンタ2023企画参加作品。なろうにも投稿済みです。
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