滅んだ世界を旅する二人の魔法使い。彼女たちが出会うのは……?

舞台は滅んでしまったとある国。滅びの原因は、「氷の年」と呼ばれる長い冬。人も含め、多くの命がその冬で死に絶えてしまったのでした。

そんな世界で、二人の魔法使いが結晶の中から目覚める場面から、この物語は始まります。

触れたものを灰に変える魔法使い:リティ。
手のひらから灯りを生み出す魔法使い:メイナ。

二人の魔法使いは、滅んだ世界を旅をします。そこで出会うのは、はたして……

荒涼としている舞台ですが、二人の会話はどこかほのぼのとしていて、読んでいてほっこりします。
様々なエピソードがあるので、バトルあり、人情ありと見どころも様々で飽きません。

物語が進むにつれて、彼女たちの師匠のことや、この世界の神話の秘密にも迫っていく予感が強くなってきました。

ワクワクしながら、彼女たちの旅を見届けたいと思います。