ゴリラとバナナの物語はここから始まった……

多様性の尊重。
いや……多様性という言葉で片付けてよいのか分からないほどの困惑は、衝撃と笑劇という2つの「しょうげき」を与えてくれた。
そのような物語です。

何気に大きな会社に就職しているっぽかったり、フリーアドレス制を導入されていたりとそういった社会人的な細かな描写も印象的ですね。
どこの会社かしらと考えるのも、作者の意図とズレるかもですが、面白いかもしれません。

また、バナナを周りに配る様子は、どことなく「飴ちゃん、食べる?」と言ってくれる大阪のお姉さま方を彷彿させる印象も受けました。

それで、主人公はゴリラ。衝撃ですね。
パワフルな物語、笑いたい方はぜひともご覧ください。

なお、長編もあるようなので、そちらも併せて読みたいと思います。

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