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  • 編集済

    一読し、さらにもう一度追い、とさせていただき、噛み締めました。

    書き上げ後の自分は(つまり今さっきまで)、旧版の時と同じく、作品から意識を引き剥がすのが難しい状態にありました。
    まだオリジナルの作品に了をつけたのは二度目なため、これが何作目になっても避けられないことなのかは判断がつかないのですが……。いずれにせよ難渋しており、どう作品から一刻も早く距離を置き、欠点と代案を見つけられる状態に切り替えるか悩んでおりました。

    今回たまわったコメントは、その「引き剥がし」を(少なくとも今以上の段階まで)進めてくれる、大きな助けとなったと感じております。
    特に強力だったのは、「したかったことは恐らくこれであろう」とこちらの意図を汲んでくださった上で示してくださった、修正案の数々でした。
    どれもはじめに問題点をはっきりさせた上で出してくださっていて、さらに筋の変更が最小限になるよう配慮してくださっている。
    ここで取り沙汰となる問題点はすなわち自分の盲点に近いものですから、そこを解決しつつ自分の作った筋にほとんど影響を与えない手際というものには、視野の狭い自分ですらまったく敬服させられました次第です。

    直近の期日まで時間が限られる中、自分自身の明確な実力不足を実感しただけに、すべてを自らの力で(コメントを消化し身につけた自分自身の案検討を行って)修正できる自信は正直なところありません。
    ですがしかし、力を及ばせることのできうるすべての点に対してベストを尽くしたいと、またその機会をいただいたと強く感じております。

    あらためまして、このたびは本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    @伊草いずく 様

    お役に立てたのなら幸いです。
    作品の質の高さや公募が絡む以上、こちらも普段より神経を使って感想を書かせていただきました。改善案に関してもあまり多く出すと、人によっては「自作品を土足で踏み荒らされている」と感じることもあるだろうと躊躇したのですが、少しでもお力添えできればと我を通させていただきました。

    そうですね。公募の期日が迫っている以上、手直しする点は厳選された方がいいかもしれません。時間的に該当箇所すべてにテコ入れするのは至難の業でしょうから。なんなら一点に絞って、そこを極限まで研ぎ澄ますのも一つのプランです。現状でも決定的な欠陥は存在しないので。最後の詰めも頑張ってください。応援しています。

    こちらこそ熱意のこもった作品を読ませていただき、ありがとうございました。

  • 月の欠片 / 野栗 様への応援コメント

    野栗です。
    ご連絡遅くなってすみません。丁寧に読み込んで頂き、ありがとうございます。
    ちょっとした人恋しさのような感情の隙間に、こういうトラブルは狙いすましたように滑り込んでくるものだと思います。このような経験をされている方は少なくないのではないでしょうか。
    読者の方々が自分の体験と重ね合わせながら……と思いつつ筆を進めました。
    今年に入ってから書く方のペースが落ちていますが、頂いたお言葉を念頭に置きつつ、ぼちぼち書いていきたく思います。
    ありがとうございました🙇

    作者からの返信

    野栗 様

    コメントありがとうございます。
    本稿で記した内容については、一つの考え方程度に捉えていただければ幸いです。私も自分の主張がなによりも正しいとは思わないですし、同じ作品に対して様々な感じ方が生まれるのも創作物の魅力でしょうから。読んだときの気持ち、その読者の背景が深く関わってくる話も多いはずです。

    そのことを差し引いても、なにか野栗様の創作活動に気づきをもたらすことができたのならば、こちらとしても大変喜ばしいことです。創作を続けていく中で壁にぶつかることも多いかと思いますが、野栗様の作品が磨かれて、さらなる輝きを放つことを祈っています。

  • 大変申し訳ありません。いいねだけ押して、お礼のコメントを書きそびれてしまっていたようです。

    先日は長く読み込んでいただき、ありがとうございました!改めてこちらでも御礼申し上げます。

    島流しにされた男爵イモさま始めとした批評をくださる方々の、労力と熱意には本当に頭が下がります。

    これからも私自身、島流しにされた男爵イモさまや皆さんとともに、カクヨムを張り切ってまいります!
    今後とも、またぜひ何かでご縁がつながれば嬉しいです。

    作者からの返信

    蜂蜜の里 様

    過分なお言葉をいただき、大変光栄に思います。
    こうして再び作品の方にもコメントを残していただいて、こちらも感謝しています。貴方様の執筆活動に微力でもお力添えできたのなら、それ以上に嬉しいことはありません。今後のカクヨムでのさらなる活躍を陰ながら応援しています。こちらこそ、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

  • 自作を丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。企画への応募数も多く、大変な労力であると想像します。貴重なお時間にも、お心遣いにも心より感謝申し上げます。

    無題の題名は自分では気に入ってるんですけれど、やはり良くないんですよね…………。「言いたいことを凝縮した一言を題名に」とのアドバイスで、自分の言いたいことって何だろう、とふと考えました。
    リアリティを意識して書いたもので、描写の刺激の弱さ、常識的な範囲に収まっている感じなど、改めて読み返すと仰る通りだなと感じました。
    うまい具合にバランスよく、もう少し尖らせられるようになりたいです。精進します。
    貴重なご意見を頂戴する機会を、素晴らしい企画をありがとうございました。これからも応援しております。

    作者からの返信

    なんようはぎぎょ 様

    コメントありがとうございます。
    作品タイトルについては、気に入っておられたのですね。感想では突き放したような物言いをしてすみません。無理に変える必要はありませんが、個人的にはもう少し特徴がほしいと思いまして。タイトルだけ耳にして、内容をすぐに思い浮かべられるようなキャッチ―さですね。

    リアリティに関しては、「主観的なリアリティ」がポイントだと思っています。客観的な部分は丁寧に描写されていたので、あとは夕紗の中身ですね。彼女の心理、彼女にだけ見えている世界。この辺りをどう描くかで作品は変わってくると考えています。作者様はそれを表現する力をお持ちのはずなので是非とも本作、あるいは別作品で本領を発揮していただければ幸いです。

    末筆になりますが、こちらこそ温かいお言葉の数々を頂戴し、ご厚情に痛み入ります。実りある交流ができたことを大変嬉しく思います。

  • この度は作品に目を通していただくとともに、丁寧なレビューをありがとうございます。
    これからの執筆の励みになりました。

    コメントでいただいた誤字についても確認、修正しました。

    作者からの返信

    石橋めい 様

    お役に立ててなによりです。
    こちらの方こそ、素敵な作品に出会えたことを喜ばしく思っています。


  • 編集済

    「連作短編集 徘徊紀行」の作者・市枝蒔次です。
    このたびは、拙作の感想及び講評・レビューをくださり、ありがとうございます。

    「想像の余白」に関する感想が特に印象的でした。まさに私が意識していた部分だったからです。
    余白は、余韻を残すものであり、考察を引き出すものであり、寂しさを生むものであり、美しさを醸し出すものであると思います。少しでもそれらを味わっていただけたのであれば幸いです。
    ハード面については、私の不徳と致すところです。ただ、本作は選考中の賞に応募済の状態であるため、それが終了次第修正しようと考えております。

    改めまして、このたびはありがとうございました。

    作者からの返信

    市枝蒔次 様

    素晴らしい作品に出会えたことを大変嬉しく思っています。
    想像の余白を使った作品には「読者への丸投げ」をするものも多いですが、本作においてそんなことは皆無でした。余白から必ずなにかを感じさせてくれる筆力、そこからは物語の構成——作者様に対する信頼が生まれていたと思います。コンテストへの挑戦についても陰ながら応援しています。

    こちらこそ、ありがとうございました。


  • 編集済

     今回は作品を読了の上、丁寧な感想及び批評をしてくださり、本当にありがとうございました。
     葵の厩橋でのシーン等、追加シーンで練り込みが足りない部分を的確に指摘していただき、さすがだと思いました。表記ミスの指摘と共に、見直しをして作品の完成度をさらに上げたいと思います。改めてお礼を申し上げます。

    追記 

     特にご指摘のあったシーンを踏まえ、一部書き直しをしました。
    第8話 赤い銘仙の少女
    康史郎のスケッチ場所を厩橋に変更。
    第11話 「墨田ホープ」へ
    かつらが大口から憲子が店にいることを聞かされてから会いに行くことに変更。
    第45話 私は生きたい
    康史郎とかつらがジープに乗る新田刑事たちに声をかけ、ブレーキをかけたところに八馬が突っ込んだことに変更。

     その他細かい描写を全面的に見直しました。ひとまずこれで様子を見たいと思います。本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    大田康湖 様

    こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました。
    九割方、構成も表現も確立されている作品だと思いますので、あとは本当に細かい部分の推敲で十全の状態になるはずです。公募でも十分に通用するレベルの内容が綴られているので、それを研磨すべく仕上げ作業に取り組んでいただければ幸いです。

  • ご指摘感謝いたします!!!
    やはり習作ということで、なかなか思うようにいかない部分もありますが、頂いたアドバイスは保存して知識として頭に叩き込んでいくつもりです!

    >作品の尺(あと何万字で完結するのか)が不透明ということも相まって、客観的にみると先行きの怪しい作品に思えてなりません。プロットを用意されているのかはわかりませんが一旦、本作の趣旨を明らかにしてみてください。誰がなにをする話なのか。ここを定めない限り、物語は要領を得ないものになってしまいます。

    本作の最大の問題点はここですね。一応、ぼんやりと先の事は考えているのですが、誰が何をしたいのか、作者の私すらわかっていないため、現在の第二章で何を書けば良いのかわからず、大苦戦しているところです。

    また、悪癖の一つである「展開の唐突さ」は、この誰が何をしたいのか明確にしないまま何となく書いているところから発生しているのではないかなと思いました。
    実は、これは他の人や別作品でも頻繁に言われていて、私も非常に気にしている部分です。

    どうにかこの章を終えたら最速でプロットを作って、展開の間延びと唐突さの対策をしたいものです。

    改めて、ありがとうございました。

    作者からの返信

    加藤大樹 様

    疑問点や課題点の明確化に努めたので、そう感じていただけたのなら、こちらとしても批評した甲斐があったというものです。

    描写は文句なしなので、あとは物語をどうするかですね。
    まだ作品の字数はそれほど多くはないので、もし余裕があれば序盤から改稿することも一つの手です。世界観や展開の説明の追加、そして話の筋道の提示。最初に狂いが生じると、あとの展開でどんなに軌道修正しようとも限界があるので。逆に序盤を固めることができれば、その後は容易に整えることができます。作品を無事に完結させるためにも、プロット作りには慎重に挑んでいただければと思います。

  • いろいろとありがとうございます。

    確かに読みやすさを意識しすぎて、描写を簡潔にし過ぎたなと、実感しました。
    そして、服装や顔立ちなどは自分が興味なく、そこを疎かにしていたなと思います。
    物語もちょっとした伏線のために、停滞していたなと感じます。新たなキャラで場を乱すキャラを考えられたので、指摘して頂けて良かったです。
    小説の基本ルールは覚えている最中で書いているので、教えて頂けて嬉しかったです。『「」の末尾を除き、感嘆符(!)や疑問符(?)のあとは一字空ける』これは、「こんにちは! ○○です!」みたいな感じと言うことでしょうか?教えていただけると幸いです。
    誤字脱字も自分では気づかないことが多いので、教えてくださりありがとうございます。

    作品を見直すきっかけになりました。
    批評して下さり、ありがとうございました。

    作者からの返信

    Asahi₋Yuhi 様

    お役に立つことができたのならなによりです。
    諸々の指摘箇所に関しては、あくまでも客観的に見た場合の課題点なので、作者様のスタイルに合わせて臨機応変に対応していただければと思います。

    疑問符と感嘆符については、例をお借りして説明させていただきます。

    ○「こんにちは! ○○です!」
    ×「こんにちは!○○です!」
    ×「こんにちは! ○○です! 」

    記号のあとに文章が続く場合のみ、全角で一マスを空ける必要があります。これは台詞に限らず、地の文でも同様です。

    以上になります。

  • こんにちは、作者の夜長明です。
    コメント拝見しました。

    このような企画を立てているのだから、ある意味当然かもしれませんが、めちゃくちゃしっかり読まれているのが伝わってくる内容で、大変嬉しく思いました。

    気になった点で挙げられているそれぞれの要素についても、やや自覚はあるので「やっぱりそう思われるよなー」というのがわかって安心(?)しました。完全に自分の趣味で書いているお話なので、おっしゃる通りターゲット層とのアンマッチはあると思います。ただ個人的には、「どっかにこういうの好きな中高生もいるだろ」みたいな気持ちというか期待でやってる感じですね(笑)。

    総じて大変貴重な感想をいただけて、この企画に参加して良かったという気持ちです。
    この度はありがとうございました。

    作者からの返信

    夜長 明 様

    講評にご満足いただけたようでなによりです。
    こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました。
    書き手の目線で読んでも「読みやすい文章」の勉強になる作品でしたし、こちらも多くのことを学ばせていただきました。

  • 丁寧な批評、誠にありがとうございました。
    ご意見を取り入れつつ、これからも精進していきます。
    また、機会がありましたらよろしくお願いします。

    作者からの返信

    鍋谷葵 様

    こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました。
    私の中では過去に拝読した『スクラップヒューマン』の出来栄えが根本にあったので、今回の批評がやや厳しくなったことは否めませんが、それでも筆力はたしかな作品だった印象です。少し手が加わるだけで、大化けすることは間違いないと思います。
    またご縁がありましたら、よろしくお願い致します。

  • ご感想ありがとうございます。いつもながら読み込んでいただいたご感想になるほどと唸らされることばかりです。本当にありがとうございます。過去作に比べ高水準と仰って頂けたこと大変嬉しかったです。

    どのご指摘もなるほどと唸らされることばかりでした。特にすれ違いの深みや、尺の長さについては確かにと頷かされました。すれ違いの掘り下げは少し気になっていた部分でしたし、尺の長さについては逆に原案に付け加えて完成させてしまった部分ですので、大変勉強になりました。

    今回も大変丁寧な講評ありがとうございました。ためになりました。またご縁があれば参加させていただこうかと考えておりますのでその際はよろしくお願いいたします

    作者からの返信

    間川 レイ 様

    お役に立てたのならなによりです。
    今回の作品は完成度が高く、正直驚かされました。
    読者からの評価が思いの外、低かったことが不思議でなりません。
    個人的には、過去に拝読した作品以上の評価に値すると思っています。
    ポテンシャルが高いので、洗練されれば大化けすること間違いなしです。

    こちらこそ、またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

  • 全文を読んで下さり、ありがとうございました。
    視点の問題や詰込み過ぎの問題も、言われてみれば確かに!と思う所が多々あり、とても参考になりました。
    また、細かな添削までして頂き、重ねてお礼を申し上げます。
    このアドバイスを元に加筆修正をしていきます。
    本当に、ありがとうございました!😄

    作者からの返信

    大和タケル 様

    コメントありがとうございます。
    作者様の気づきにつながったのならなによりです。