【読書日記】「アクロイド殺し」「僕らは『読み』を間違える」への応援コメント
「解釈」の多様性という点では、日本の学校教育で「古典的名作」の画一的解釈を「押し付ける」かのような「アクティブ・ラーニング」の実践例を見聞きして、「何となく違和感」を覚える今日このごろです。
自分が書いたエッセイを読み返してみても、毎回感じ方が違ってくるのですから、小説くらい、みんな自由に読んだらいいのになぁ、と思います。
作者からの返信
確かに言われてみると、国語の授業の時に小説を読んで正しい解釈を学ぶのってちょっと変ですよね。
各自の解釈を自由に話し合えるアクティブラーニングが理想なのかもしれないですけど、学生の頃の自分が文学作品への独自の解釈を持っていたかと言われると……。
なるべく多くの人が本好きになってくれるような国語教育になってほしいですね。
ぼくらの七日間戦争は、私も大人になってから読みましたが、すごく面白かったですね。
子供の頃に読んでいたら、もっと楽しめただろうな、と後悔しました。
ちなみに一般文芸の角川文庫です。
私が生まれる前に出版されてますが、それでも色褪せない。
何度も映画化されているし、最近の時代に合わせてアニメ映画化もされましたよね。
内容は、次世代編になってたけど。
時をかける少女、もそうだけど、やっぱりこういう面白い作品が最近は少ない気がします。
作者からの返信
85年出版なので、かなり前の作品ですよね。
子供だけで解放区を作って、大人たちを迷路にはめたり……なんて、子供の頃に読んでたら絶対に夢中になってたと思います。
アニメ映画版も実は、原作読むより先に見たことあるんですよね。すごく現代的なテーマを扱っていて、それでいて妙なクセがあって、個人的にはあの映画結構好きです。
毎年、オリジナルのアニメ映画は基本全部見るようにしてるので、そのレビュー記事もカクヨムに投稿したいなあ。と今ちょっと思いました笑。
子供から大人まで全員が楽しめる小説は確かに最近少ないかもですね。
こういう、冒険小説?青春小説?がもっと流行ってほしい。
【読書日記】「サラバ!」「四年霊組こわいもの係」への応援コメント
西加奈子さんも、テヘラン生まれ、カイロ・大阪育ちの異色の作家さんですね。『くもをさがす』等いくつかの作品は教室に置いてあって、どれも中高生に人気です。
『サラバ!』も、名前は知っていたのですが、取り寄せて読んでみたくなりました!
作者からの返信
テヘラン、カイロ、大阪、全て作中に登場していて、そうだったんだ!とびっくりしました笑。
実は西加奈子作品、これが初めてだったんですが、このエッセイのような語り口がクセになりそうです。
分厚い上下巻で尻込みしそうになりますが、読み始めると一瞬なので、おすすめです!
編集済
【スコップレポート】虹乃ノラン さん「そのハミングは7」への応援コメント
縦配置での読了、本当にありがとうございます。カクヨム公開時に空白行足さないでいてよかったです。
(エルセトラと&So Are Youは、元原稿は空白行なしですが、掲載時に足していて、読みづらいかもしれません。空白行ないバージョンをお渡ししたいくらいです……。ハミングはなんでやらなかったかっていうと、単にさぼっただけでした。どうせコンテストにとおりゃしねえしそもそも読まれないだろうと高を括っていたもので)
――
「誰かから聞いた話を、誰かに話したいと思うことって、すごく簡単で単純なことだけど、これって実はすごい高いレベルの信頼の証なんじゃないのかな?」
レビューに書かれていた、何気ない一文が、というところや、プロローグだけでも読んでほしい、の具体的な真意がこちらで知れて、私は感無量です。ありがとうございます。そしてとてもうれしいです。
語りたいことがいっぱいありすぎて、別の意味で駄々洩れそうです。
この辺りのストーリーに関係なさそうな「語り」は、殆どが私自身の思想や迷いを言質化したものです。なので、ストーリーを重視して追う方は「どうでもいい」と思う人もおられるかなと思うのですが、なんといいますか、トビー君13歳ですが、たぶんに私が憑依している、といいますか、トビーが私に憑依しているといいますか、どちらでもいいんですが、概ね主人公は「私」ですね。
なので、本当にうれしいです。
エルセトラが処女作で、ハミングが2つ目に書いたもの。2016年です。
https://www.nijinonoran.com/?p=1909
初稿では、280枚と書いてますが、8万字くらいでした。この頃、長編の目安を8万としていたので、これでおさめるように書いていたのですが、当時読んでいただいた方々が、
「総じてもっと長くなっていい話」
「もっとずっと読んでいたかった!」
「ノアが印象的なのでもっと活躍してほしい!」
「オリバーにももっと出番を!」
というような言葉をたくさんいただいて、そこから随分加筆しました。
印象的といっていただいたプロローグ全体(例のセリフ含む)と、包まれた杖、樹上のシャーマン、ソングバードの3つの章は、2017年に加筆したものです。
本当は全体にわたって手をいれたかった(再構築したかった)のですが、当時の私は壊すことが恐ろしく、元原稿をほぼ残す形での加筆となりました。今回の掲載時も実はほとんど修正しておらず、新規の原稿に魂を注いでいるところです。
実は数年間休筆していて、執筆を再開したのが昨年の夏になります。そのころ、短編サスペンス「パーテルノステル」を朗読していただく機会を得て、きまぐれにカクヨムコンに応募しました(映像化を期待して)。この1作品だけ出すつもりが、よみたいと言ってくださっていた人がいたため、「&So Are You」を続けて掲載。これを出すならまあハミングも出しておこうか。
流れ流れて「届くべき人に届いてほしい」と言っていただけたように、「届いた」し「まだ届く」ような気がしています。
秋田さんを含め、「世に出てほしい」という熱いお言葉をいくつもいただき、とてもうれしく思っています。受賞がかなわなければ私家本にはせめてしたいなあ、と思いつつ面倒が先立ち。
勿論本にしたい気持ちはやまやまなんですが、まだまだ未熟な部分が残っているのも自覚しているので、まずは新人賞!と思って今頑張っています。
先ほどフォローしていただいた長編2作品。
とてもうれしい。ありがとうございます。
エルセトラは児童向けのような感じの王道ファンタジーになっていて、詰まらないと思う人もいるかもしれませんが、ハミングの中にあった「何気ない一言」に気を留めていただけた秋田さんであれば、もしかするととても楽しんでいただけるのかもしれない、とも思っています。最初にこちらで読んでいただいたaono-haijiさんは、エルセトラを読んで泣いてくださったそうです。
なお、作中に「ノラン」という時計職人が出てきますが、これをかいている最中は虹乃ノランという筆名がまだなかったので、投影キャラのつもりで造形してはいない。というところだけ申し上げておきますが、事実上ノラン爺が語っているセリフは、私の言霊でもあるので、結局私なんですかね?
&So Are You:元原稿は空白行のない縦書きなのですが、掲載時に横組み用に調整してしまいました。なので、主語が足されていたりと、縦にした場合もしかすると多少よみづらいかもしれません。どの程度空白行をいれていいやらまったくわからなかったので、前半は空白行も多いのですが、後半になるにしたがって面倒くさくなり、かなり減っています(やる気のなさがあらわれていますね💦申し訳ありません)
どっしりずっしりが&So Are You
わくわく?ファンタジーがエルセトラ
エルセトラはあまり人にはお勧めしてはいませんが、数人かはめっちゃ嵌ってくださいますので、一応のこしています^^
なお、つばさ文庫などの児童文庫や、児童文学作品としては参考にはならないと思いますのでご承知おきください、笑
――
こちらのスコップレポートの(ハミングは7の話)スクショ、Twitterで紹介してもいいでしょうか?
(先日、「骨を孕む」という作品のレビューのスクショを近況にはったら、削除してほしいというお願いを頂いたので💦)
なにかお伝え漏れしてるカモ!
思い出したらまた来ます。
なにかご質問などあれば、TwitterDMなどでもお気軽に。
ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
語彙力喪失オタクの文章を作者様ご本人に読んでいただけて、嬉しいような恥ずかしいような、という気持ちです笑。
空行を入れるスタイルは、縦組みでも読みにくいということはないので、全然問題ないです!
語りの部分は虹乃ノランさん本人の思いが表れているということで、やはり作者の感性が作品に多分に出てくるんだな、と実感しました。
終始、文章から感じていた「センス」はその言葉の意味通り、虹乃ノランさん自信の内面に由来するものなんですね。(いやぁ、すごい)
「そのハミングは7」が2作目ってほんとですか? す、すごすぎる。
てっきり、相当な執筆歴があるものだとばかり。
加筆された3章分のところは言われてみれば、話の本筋とは直接関係してない?のか。でも、個人的にはこのパートめっちゃ好きなので、加筆後の方を読めてよかったです。(なくても、名作でしたが)
フォローした2作品も必ず読ませていただきます! 単純に虹乃ノラン作品のファンになった、というのもありますし、あとは10万文字前後の完結済み作品という私のニーズにドンピシャなんですよね。
Twitterでの紹介ももちろん問題ないです! 少し恥ずかしみはありますが笑。
編集済
【読書日記】「わたしを離さないで」「ハンチバック」への応援コメント
「わたしを離さないで」は、綾瀬はるかと三浦春馬をキャストにしたドラマ化されており、私はドラマを見て、小説の方を読みました。
というのも、ドラマでは結末が描かれておらず、続きが気になったからです。
内容は、とても面白かったのですが、結局救いのない終わり方だったと記憶していて、当時まだ若かった私は(今も若いですけどね!w)消化不良な読後感に襲われました。
今読んだら、また違った感想を持つかもしれませんね。
とにかく世界観が独特で面白かったのは印象的でした。
ドラマとは全然違って驚きましたw
「ハンチバック」は、未読ですね。
過去の芥川賞は何冊か読みましたが、いまいちピンとこなくて……直木賞の方が自分は肌に合っている気がします(エンタメで解りやすいからかもしれません)。
芥川龍之介の作品は好きですけどねw
とは言いつつ、秋田さんの紹介で気になったので、今度、本屋で見掛けたら、手に取ってみようと思いました。
作者からの返信
「わたしを離さないで」は、あの望郷感がすごく刺さって、印象的な一冊でした。
確かに終わり方は、若干消化不良かもしれないですね笑。
ただ、個人的にはああいう余韻の残る終わり方も結構好きだったりします。
「ハンチバック」は正直、人を選ぶと思います。少なくとも、エンタメ作品ではないので……。
でも、割と薄いので読んで損はないと思います!
「日の名残り」は映画版も私の好きな作品の一つです。今でも時々鑑賞し直すことがあります。
ある意味で、人生のエッセンスが凝縮されたような作品だと思います。
作者からの返信
映画化もされていたんですね!初耳でした。
カズオイシグロ作品は「わたしを離さないで」から入って、「日の名残り」が二作目だったんですがどちらも、すごく琴線に触れてハマってしまいました。
【スコップレポート】大石雅彦さん「アストロQ」への応援コメント
こんにちは。
「ご当地AI『くわ助』は反乱しました。」は青春ものとしても、お仕事ミステリーとしても、大変面白く読めた作品でした。語ろうとしている世界観も共通するものがあり、シンパシーを感じましてときどき秋田さんの作品を巡回していましたら……。
なんと過分なレビューをいただいたばかりでなく、「読書日記」にまで取り上げていただいてる!!
ちょっとびっくりしましたよ。こんなに褒めていただいて、面はゆいやら汗顔の至りやら、なんかもうリアクションが日本語になっていないぞ俺。
うれしさあまりの、どうでもいいコメントですみません。ありがとうございます。
まずはお礼まで。
私の方は次回作を書くかどうかまだ未定ですが、秋田さんの作品世界は好ましく思っております。期待しています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
作者からの返信
大石雅彦さん! コメントありがとうございます!
他の作品も読んでいただいて嬉しいです!
勝手に取り上げてすみません笑。
これまでカクヨムで読んできた作品の中でもトップレベルの面白さだったので、ついつい読書日記の方でも語ってしまいました。
アストロQは本当に色んな意味でプロっぽさを感じる秀作でした。
WEB小説にしては面白いとかではなくて、紙の書籍で読んでたとしても同じ熱量の感想だった思います。
アストロQは制作にかなり時間を費やされていそうで、もし次回作を書くとなると大変だろうとは思いますが、期待してしまいます。
今後ともよろしくお願いします!
【読書日記】「水車小屋のネネ」「レーエンデ国物語」への応援コメント
津村記久子作品は何作か好んで読んでいますが、特別なことは何も起こらないという印象がありますね。それなのに読後感は堪らなく好いのです。不思議と魅力されています。
「水車小屋のネネ」はまだ読めていないのですが、今度本屋で探してきたいと思います!
レーエンデもちょっと気になってます。本格ファンタジー、たまに読みたくなるんですよね。
作者からの返信
津村記久子さんの作品は今回が初めてだったんですが、ハマってしまいそうです。これほど純粋に「良い本を読んだなぁ」と思える読後感は中々味わえない……。
レーエンデ国物語もめっちゃ良かったですよ! 今は3作目まで発売されてて、全5巻の予定だそうです。(今年中に完結するらしい)
1巻目だけでも物語は完結してるので、おすすめです!
【読書日記】「わたしを離さないで」「ハンチバック」への応援コメント
市川さんのハンチバック、私も衝撃でした。
精神疾患当事者ではありますが、身体は健常性を保っている私。
自分の中のマジョリティの傲慢さを突きつけられた傑作。
読んでいない方は是非読んで。衝撃作です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自分の知らない世界を知って認識を改められる経験をすると、小説を読んでいて良かった、と思います。
ぜひ、多くの人に読んで欲しいです。
編集済
【番外編】2023年面白かった小説ランキングへの応援コメント
久々に
なろう的なの作品ですね
私も、なろうに居ましたからw
あと
スコップ
って
カクヨムでは
ほとんど聞かないですからw
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なろうはあまり読む機会がないのですが、たまにはいいですね。
Web小説を投稿する身としては、やはりなろう作品から学ぶものは多いです。