美しい人類の終焉

はぁっとため息がするような美しい文章に導かれて最後まで読了いたしました。
サルーという極小のドローン群体。そんな群体と旅をするひとりの少年。
人類たちは、移民という眠りにつき、わずかに生き残った人々と、人類が造った後継者だけが生き残る地上。
短い文章の中に、ぎゅっと想像を掻き立てられる設定が埋没し、その埋没した設定が本作を面白いものにしてくれます。
極上のSF短編が読みたい方は是非とも本作をお読みください。

その他のおすすめレビュー

猫目 青さんの他のおすすめレビュー390