概要
図体に似合わず小心者の転生者が脳を焼きまくる、そんな話
ウディ・ボーグ、20歳。身長210㎝、体重120㎏。彼は気が付くと、見知らぬ部屋の中で寝転んでいた。くたびれた心とは裏腹に、異常なほど脈動する肉体。戸惑いを隠せない彼に、更に畳みかけるように、今までの常識を打ち崩すような技術『スキル』の存在。そしてあらゆるところから突き刺さる疎ましい視線。彼はスキルを使えなかったのだ。しかし、そのスキルの前身たる技術は問題なく扱えたため、彼は瞬く間に誰の手に負えない怪物と成り果てた。小さな村に収まるにはあまりにも大きな力。悲劇が起きるのは時間の問題であった。小さな性根の巨人は、今日も生きてゆく。あまりのも多くの者に心に、深く大きな傷跡を残しながら…。
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