大切な友人から、綺麗なポストカードが届く。
そこには忙しいのか、必ず走り書きの一言が添えられる。
そのポストカードに秘されたものを一言で形容するのは難しい。
これを、何と呼べばいいだろう。
これを、ある種の愛と呼ぼうか。
嘘は悪いことであると一概に言うのは、難しい。人を傷つけるような嘘が論外であるのはそうなのだが、やさしい嘘はどうなのだろう。
ただきっと、やさしい嘘でもつき続ける覚悟は必要で、騙される側も気付いたとしても騙され続ける覚悟は必要なのかもしれない。
あなたはこのやさしい嘘に、覚悟の嘘に、どんな感想を抱くでしょうか。
ぜひご一読ください。