14ゲーム目 ラブレター
前回は重ゲーの紹介だったので、今回は短時間で終わるゲームをご紹介します。
今回ご紹介するのは『ラブレター』です。
ラブレターと聞くと恋文をイメージするかと思いますが、そういうのではなく、カードゲームです。
人数は2人~4人まで。やろうと思えばもう少し増やす事も出来ますが、追加カードを入れた方が良いです。
所要時間は20分前後。
対象年齢は10歳からとありますが……諸々考えると中学生くらいかな、と思います。
ルールについてはざっくりと。
8種類のカードにはそれぞれ1~8までの数字が振ってあり、それぞれ固有の能力があります。
そのカードを用いて遊びますが、自分の番にやる事はシンプルです。
一枚カードを引き、元々配られていたカードと合わせて2枚のカードの中からどちらかを選んで場に捨てます。捨てられた時に効果が発動するカードがあるので、その効果を発動した後、次の人の手番に移ります。
カードの効果を活用しながら相手を脱落させ、一人だけ残っていたらその人の勝ちです。
もしくは、カードの山札がなくなってしまった際に残っていた人で手札の数字の大きさ比べをして、一番大きい数字の人が勝ちとなります。
標準的に使うカードの効果は次の通りです。
①『兵士』……誰か一人の手札を宣言し、当たっていたらその人は脱落。ただし、兵士は宣言できない。一番最初に勘で当てたらとてもテンションが上がる。
②『道化』……誰か一人の手札を見る。見るだけ。見たカードがすぐに使われたら残念な気持ちになる。姫様を見たら嬉しい。
③『騎士』……誰か一人と手札を見せ合い、数字の強さ比べをする。負けた人は脱落する。二枚同時に手札に来たら神に祈るしかない。
④『僧侶』……次の自分の手番まで効果を受けない。バーリア!
⑤『魔術師』……自分、もしくは他の人一人の手札を捨てさせた後、一枚引かせる。何の意味があるのか? それは自分で考えてみよう。
⑥『将軍』……誰か一人と手札を交換する。交換したくなくても交換しなくちゃいけない。姫様を押し付けれたらもしかしたら勝機があるかも?
⑦『大臣』……捨て札では効果はない。手札にある時に、2枚の手札の合計が12以上になったら即脱落。引きたくないカード。
⑧『姫』……捨て札に置かれたら負ける。最後の最後に引いたら強い。
覚えるカードの種類も少なく、基本的にカードに効果が書いてあるので小学校高学年の子でもできました。
ただ、相手が何を出して、場に何が出ているから残りはこれかこれ……みたいな考えにはまだ一人では難しい子もいたので、中学生くらいからが楽しく遊べるかなと思います。
追加カードには、そのカードを引いた瞬間敗北する『王様』などもあります。『王様』と『大臣』は子どもからも僕からも嫌われているカードでした。
運要素が強めのゲームなので異年齢でも楽しく遊べるいいゲームでした。
ボドゲのすすめ みやま たつむ @miyama_tatumu
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