田舎町のさびれかかったバーで、高校の同級生だった男女が酒を呑む。

そこは九州の田舎町。さびれかかったショットバー。
「次、何を呑む?」
たった一人で切り盛りする雇われママ(バーテンダー? 店員さん?呼称が難しい)は、高校の時の学級委員だった。
そんな居心地の良いバーで、やはり、高校の時同級生だった男女、美羽ちゃんと村居くんが、酒を呑んでいます。
共通の友達(やっぱ高校の時の同級生)の話題をだしながら。
ちら。
ちらり。
村居くんは、美羽ちゃんの横顔を盗み見ています。

やがて、……「ごう、ごうとうなる」のは何なのか、読者は知る事になります。それは心象風景。それは……。

ハイ、ここまでよ―!
続きは、本文を読んでね。

大人の雰囲気。
美味しそうなお酒たち。それらが魅惑的な物語。
この作者さまの、「イソヒヨドリの町で」「ハクセキレイ」からのスピンオフでもあります。
未読の読者さまでも、楽しめますよ!

おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!

その他のおすすめレビュー

加須 千花さんの他のおすすめレビュー1,017