和製ルイス・キャロルアップグレード版

って思った。読み始めた時。

センスが一風変わってて独特なのは、「穴があったからいれてみた」でわかってた。この作品はコメディだが、やっぱすごく面白かった。わたしのお気に入りトップ10に入ってるくらい面白い。

で、本作品。奇っ怪な物語を読みまくっただけではこの奇怪世界を生み出せないんじゃないかな。
やっぱそういうセンスの種が在り、それを作者さんがどうにかして育てたのだろうか。とても良く育っていると思う。キモいほどw。

これこそ本来の異界迷宮なんじゃないかな、、、。毛等さんたちのその手のコアな人たちは大喜びしそうな系統である。ただ、日本風、なので、派手さは無く、それが逆に不気味すぎを醸し。

文体は読みやすく、校正もよくされていて、読むのにストレスは皆無。
ただ、そこらの1山幾らの異世界モノではないので、そのイメージを映し出すのに幾分脳みそつかうんで、10話くらいで休憩挟むほうがいいかも。

マンガとかアニメとかにする場合、逆な意味で「どう表現すれば・・」になっちゃうだろーなー。
「文」であることを効果的に活かしてますよね。そこも面白さの重要な部分でもある。
センスだろうなー

先が楽しみ(なんか怖いけど?)な昨品です。

ps,
特に、海外ミステリーやホラー小説が好きな人は、かなり気にいるんじゃないかなぁ?
もちろん怖いもの嫌い!って人でもダイジョブだと思う。ステー文キングとかみたいに心臓止まるって部分ない様子だし(今20話)

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