義賊が活躍する描写がしっかりした「ライト」な感じの「ミステリー」小説
- ★★★ Excellent!!!
最新話の21話まで読んだレビューになります。
一言でいえば「異世界怪盗」ものでして、心根が優しい主人公の物語です。ひょんなきっかけで主人公は、とある少女と出会うのですが、その少女に対して主人公がしたことは? て感じで物語が始まります。
ここまで読んで私が感じるこの小説の魅力は、なんといっても戦闘シーン。ちょっと魔道具周りがファンタジー小説を読みなれていない人には分りにくい部分もありますが、躍動感はすばらしくて、序盤のみどころは間違いなく7話と8話です。
ただ、話の本質は、ミステリーだと思います。15話くらいから徐々にその片鱗をみせてくる感じの作りになってます。なので、ミステリー好きの方は、19話くらいまでよんで判断して欲しいと思います。そこらへんで、ちょっと雰囲気変わる感じがしたので……、って、ごめんなさい。あくまでも私の感じ方です。
ただ、全体を通しての文体は、ライト?ミステリーみたいな語り口なので、ミステリー好きの人は大丈夫だとは思うのですが・・・。