メタさが特徴なVRMMOを舞台にした「変化球」的な「ファンタジー小説」

最新話の12話まで読んだ段階でのレビューになります。

ジャンルはSFになっていますが、この小説を一言でいえば、メタいファンタジー小説だと思います。読み味は典型的なラノベですので、ファンタジー小説が好きな人はのめり込める内容だと思います。

主人公は、VRMMO内のNPCプログラム。その一人称視点で、VRMMO内のファンタジー世界で物語が展開していきます。この時点でも充分メタいのですが、このVRMMO自身がサービス終了になる状況になっていて、それによって、主人公のプログラム的制約が会場されていくという感じの物語です。

世界観、設定はテンプレ感が漂う作品ではあるのですが、このメタさこそが、この小説を唯一無二にしていると思います。

ということで、ちょっと変化球が好きなラノベ好きな人にはお勧めな小説になると思います!

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