月光の瞳が弾く光の行方

アンスル大陸を治める四つの神。
その信仰を蹂躙せんとする国、カタピエ。
カタピエ公メリーノは、公国公女を集わせては、彼女たちを盾にし、大陸全土を掌握しようとしていた。
そこに現れたるは、月の瞳を持った乙女――セレン。

アンスル全土の安寧を取り戻すため、一刻も早く「神の珠」を取り戻そうとする教会総帥の直属秘書官クルサートル。
彼に助けられたセレンは、知恵と剣技を身につけ、彼の計画達成のために暗躍していた。


とある出来事をきっかけに、メリーノの狙いが公国公女ではなく、神の珠なのではないかと気づいたセレン。
だが、彼女はメリーノに目をつけられていて…。

セレンを利用しつつ、彼女を気にかけるような素振りを見せるクルサートル。
果たして、二人の関係はいかに?

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