小説投稿に命を懸ける!落選の涙を乗り越えるアマチュア作家の熱血エッセイ

この作品を読んでいると、今年芥川賞を獲得した作家市川沙央さんの「ハンチバック」を思い出していました。彼女は幼い頃から難病を患っています。僕は受賞の記者会見を見ながら、涙が止まりませんでした。

一方で詩歩子さんの作品は、小説投稿に懸けるアマチュア作家の苦悩と希望を描いたエッセイです。京都アニメーションの放火事件や大阪のメンタルクリニックの放火事件など、社会的な問題にも触れながら、自分の創作活動を振り返ります。
作品の最後には、精神疾患当事者が運営する出版社で小説を連載していることを明かし、自分の成果を誇りに思います。
この作品は、落選の悔しさや自己嫌悪に苦しむ作家たちに勇気と希望を与える一冊です。感動的な作品を投稿していただき、ありがとうございました。