最新 美容医療体験記 ～シミとホクロを取ってみた。料金や施術方法を詳しく掲載～

第4話 その後の肌の経過報告

　前回の診察から１週間後（施術後３週間経過）。

　ホクロの跡から、血やら水っぽいものやらが出てこなくなった。

　赤みが取れ、深くえぐっている箇所だけ、小さな傷跡のようなものがある。

　瘡蓋（かさぶた）の取れたシミはうっすらと赤いが、もうシミという感じはしない。顔を洗ったあと、薄い瘡蓋がまた少し取れた。

　そして、施術から１か月半後の再診日。

　ホクロの跡にはまだ赤い傷があるが、もう何も貼らなくていいとのこと。

　瘡蓋が取れたシミは少し赤いが、化粧をすれば全然わからない。

　問題は、わたしが気にしていたもう一つのシミ。

「瘡蓋は取れてるよ」と先生は言うが、もともとの色とあまり変わってないような気がする。

　そう伝えると、先生は最初に撮った写真を見ながら、

「こっちはもともと赤かったけど茶色くなかったからね」と言う。

　確かに「これ、シミかなあ」とは言っていた。

「色素が沈着したのでなければ、赤いままだよ」

　納得はできないが、少しは薄くなったような気もしなくもないので、今後の経過を見ることにした。

「病院に来なければいけないのはこれで最後なんだ。もちろん、どうしても気になるなら赤みを取ることも考えるけど、２か月くらい経ってからの方がいいよ」

　と先生に言われた。

　これでいったん、皮膚科に通院するのも終わり。

　まだ綺麗になったとは言えないが、順調に回復していると思う。

　知り合いに聞いた話だが、目の下にある脂肪の塊のようなものを取りに皮膚科に行ったら、それが腫瘍だったので形成外科で手術を受けることになったそうだ。

　術後、目のまわりが紫色になったが、今では傷跡もわからないと言っていた。ちなみに腫瘍は良性だった。

　そういうこともあるのだと頭の隅にでも置いておいて欲しい。

※施術２か月経過

〈ホクロ〉

　ホクロのあった箇所はいつのまにか傷が消えていた。代わりにほんの少しだけ皮膚が盛り上がっているが、まったく気にならない程度だ。

　ブニブニ（ホクロ）は本当に取って良かった。ずっと気になってたから、もっと早く取れば良かったと思う。

〈シミ〉

　最初に瘡蓋が取れた箇所は、うっすらと赤みが残っている。ここが限界なのか、もっと薄くなるかは不明。もう一箇所の気になってた方も、あきらかに薄くなった。

　施術は成功だと思うが、完璧に消えたとまでは言えない。

　でも、茶色っぽかったシミがうっすらと赤くなっただけでも、老人っぽい感じがしなくなって嬉しい。

　すごく嫌だと思っていたブヨブヨしたものがなくなったのも満足している。

＊＊＊

以上で美容医療体験記はお終いです。

施術を受けたことを話した女性たちが、みんなギラギラとした目で詳細を聞きたがったので、今回エッセイに書いてみましたが、いかがでしたか？

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カクヨムコン参加作品の宣伝は終わったので、最後にひと言。

＊40代以降の女性の方へ＊

指の第一関節（特に薬指と小指）が痛かったり、腫れたりして困っている方、おそらくヘパーデン結節という病気です。リウマチと誤診断されることもあるようなので気をつけてください。

私自身もそうですが、40代以降の女性がかかる病気です。

残念ながらすぐに治す方法はないようですが、関節をテープで固定するだけでもかなり楽になるので試してみてください。

あちこち痛みの出る年齢ですが、お互いがんばりましょう！