喜怒哀楽が押し寄せる純愛小説ここにあり!

最新話まで読んでいます。他の方もレビューしているとおり、本当に心が動かされます。

純愛小説は主人公とその相手による物語がメインとなったものが大半ですが、この作品は二人だけにとどまらず、周囲の人たちもしっかり描かれ、大切な役割を持っています。
だからこそ、メインの二人が際立ってくるのです。

この先はわかりませんが、比較対象的に出てくるいやな人間が一人もいません。ヘイト感を抱くことなく、ただただ物語に没入できます。

また、人物の心理描写、色や香りが感じられる情景描写、どれも秀逸で美しい文体でつづられています。それなのに平易でとても読みやすい。素晴らしい限りです。

第一章では思いきり泣かされました。第二章ではそこからの立ち直り、始まったばかりの第三章ではいよいよ核心に近づきつつあります。

こういう作品こそぜひとも書籍化されてほしいと切に願います。私は女性なので女性視点で読んでいますが、男性視点からでも十分に楽しめる作品だと思います。

もっとたくさんの★が入って当然の作品なので一緒に応援しましょう!

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