武芸とホネを愛する王女は、ホネホネ騎士を従え奮闘する!

黒一色のコーデを身にまとうマグナシア帝国の美しい王女、アスカ・テバレス。彼女は、黒ばら王女と呼ばれていた。そんな黒ばら王女は装いだけでなく、趣味も風変わりだった。

彼女は、武芸とホネをこよなく愛する王女だったのだ!

あるとき、そんな黒ばら王女はホネホネ騎士のファブレガスを護衛騎士にすると言いだして……



明るく賢く美しくしい王女がとても魅力的です!個性的な装いからも分かるとおり、自分のスタイルをつらぬく強さも持つ女性で、彼女がいるだけで場面が華やぎます。

ホネホネ騎士ファブレガスは、コメディ担当課と思いきや、実際は勇敢で真面目な頼りになる騎士様!見た目と中身にギャップがあって、キャラがたってます。

上記のような個性的なキャラを追うだけでも楽しいのですが、そこに政治的な駆け引きなど国の在り方に関わる問題が関わって来るのも本作の魅力のひとつだと思います。

コメディ要素も欲しいけど、しっかりとシリアスな物語のある小説が読みたい人におススメです☆

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