結果から目撃することとなる

臨場感溢れる物語です!
討伐直後の国を挙げた大喝采を悲鳴に変えてこの独白は始まりました!そこで語られる真実はとても生々しくとても残酷なものとなります。

遡る形で描く以上、執筆前にどれだけ練り込んだのか想像がつきませんが、作者様の中で確立した時系列の元、空白が埋まっていく感覚は他の作品では味わう事ができません!

点と点が線になったとき、謎が解明されたことによる安堵はあるでしょう。ですが、解明されたことによる落胆も同時に襲い掛かってきます。

それでも全てを知りたくなるのが性なのでしょうか。
この先の展開を待ち望んでいる自分がたしかにいます!

そんな情緒を揺さぶる名作。みなさんも足を踏み込んでみてはいかがでしょうか!

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