無味無臭。人間関係の奥にある旨味。あるいはえぐ味。

成長とともに移り変わる味の好み。

しかし人間味はどうだろう?

幼い日の交友関係は、年月とともに、どんな味に変わるだろう。

淡々とした語り口が心地良い秀作です。