中華物語のBL伝道師柚月なぎ先生が送る
『魔界のお皇子様と魔族を憎む復讐道士兄さんとの、ツンツンアハハなきゅんきゅんストーリー(/・ω・)/がおおお』
物語は人界で起きたある事件を切っ掛けに、このふたりが出会うところまで、お話が徐々に進んでいきます。
その出会いを切っ掛けに、それぞれの過去が展開され、そこで見える魔界の闇。
第7皇子がなぜ人界に居るのか!?
道士兄さんはなぜ道士であり、復讐を胸に抱くのか!?
その過程で語られるお話が次のお話に繋がっていき……、(「イチャイチャBL」もしっかり伏線が置かれていて~~、←【ここを声を大にして言いたい】)広がる謎と事件を二人はどう解決(いちゃいちゃ)するのか!
なぎ先生の物語に香りつける、ほのかなソフトなBLをホッコリしながら是非読み進めてみてください←結局ここを宣伝する信者(しろめ
追伸:新章に入り、なぎ先生の魅せる「ダークストーリー」がι(´Д`υ)アツィー
背中がゾクッとなりながら、歪に解決する中にある、ほのかなソフトなBLをホッコリしながら是非読み進めてみてください←やっぱり、ここを宣伝する信者(しろめ
最新話の2-1:考察まで読んでレビューを書いています。
えっと、先に言っておかないといけないとは、この小説はBL小説です。なので、BLが苦手な人は、ちょっと注意が必要です。
内容としましては、中華的な異世界ファンタジーBLといった内容を文芸寄りの文体で展開していくお話です。話もキャッチーで読みやすくはあるのですが、中華ファンタジーということもあり、読みにくい人は読みにくいと感じるので、最初にはってある登場人物紹介を頭に入れておいた方がいいと思います。私は、漢字の名前がナカナカ頭に入らない人なので、慣れるまでは登場人物一覧を広げておいて、物語を読み進めるという方法でこの物語を読んでいました。
まだ、序盤なので小説のテーマとかはわからないですが、物語の雰囲気としては、中華スキンをつかった王道のファンタジーという雰囲気が漂いますので、ファンタジー小説をちょっと変わったスキンでみたいと言う人には刺さる小説だと思います。
魔族に捕らえられた幼いビーユンは苛酷な地獄で生き抜き、魔族の王宮に召し抱えられることになる。
今作、冒頭のビーユンパートだけでも、すでに息を飲む圧巻の迫力で描かれております。
生きて父母のもとに帰る!
ビーユンの覚悟と希望が紙面からのありありと伝わり、胸を打たれること必至です!
そんなビーユンですが、魔族の王宮に召し抱えられることになり、ランユーとの運命の出会いを果たすことになります。
このランユーこそが、物語の主人公にして、さらに苛酷な運命を背負うこととなる魔界の第七皇子です。
どれだけ苛酷な運命を背負っても、折れず、挫けず、笑顔を絶やさないランユー。
その姿が放つ輝きに、ぜひあなたも照らされてみてください。
筆者様が描く大きなテーマの1つに「運命の出会い」そして「苛酷な運命に立ち向かう」というものがあると思うのですが、今作はそこが本当に見事です。
BLタグがありますが、爽やかでいて熱く胸を打つ、魂の響き合いを感じることが出来ると思いますので、普段BLが苦手な方も問題なく読めるのではないかと。
万人にお勧め出来る、作者様の傑作の1つと思われます!
ぜひ手に取ってみて下さい!
こちらの作品はブロマンスであって、BLではありません
しかし、第一話からそんなカテゴリ分けなどどうでも良くなるくらい、言葉の一つ一つが丁寧に磨き抜かれ研ぎ澄まされた上で組み合わされていく、とても繊細かつ雅やかな作品となっています
BLとそうでない作品の違いとは何か、諸説あると思いますが私個人としては
「男子をいかにリアルに沿わせながらギリギリのところまで理想像として書き切れるか」
究極的には「女性読者に夢を見させる作家としての力量のあるなし」ではないかと
その部分は作家の志いかんにかかっていると思われがちですが、センスを持たない作家には逆立ちしても読者を納得させるところまではいけません
この作品には(他の作品も同様に)十二分にその本物の力量があります
筆者の繊細な筆致は、最初の一行から目を見張るほど美しいです
そして一つ一つの言葉の配置の妙にぞくぞくしながら、読者は、その世界に身を投げ出すようにしてどっぷりと浸かっていく、そうせずにはいられなくなっていくのです
作者は駆け引きのような手を使って読者を誑かしたりはしません
そこのそれがそうあるように、自然に友情が生まれ、絆が強固になっていく、その流れに読者は心を預けて、いっしょに物語世界を駆けぬけていく
それは素晴らしい読書体験であり、快感です
この作品と出会えたことに、今は感謝しかありません
第一章の最後(現在の最新話)まで読んでレビューを書いています。
本作は中華風世界を舞台にした異世界ファンタジーです。
中華風ファンタジーには、キャラの属性によって住む世界がわかれている……みたいな世界観の作品が多くあります。
この作品も、上記の世界観の作品だと思います。主に『普通の人間が住む人界』と『魔族が住む魔界』を舞台に物語は展開します。
主人公は紅藍玉。彼は魔界の第七皇子です。
じつは才能あふれる人物なのですが、争うことを厭った彼は『駄目皇子』として生きています。
しかし、彼の才能に気づいている人物がいて、彼が平穏な日常をおくることを邪魔してきて……
平穏に暮らしたいのに、優秀すぎてまわりが放っておいてくれない。
平和主義者の主人公、紅藍玉は権力争いや陰謀に巻きこまれます。
そんな彼の波乱万丈の物語です。
紅藍玉、いい人なんですよ。
なのに、どんなに頑張ってもトラブルのほうから飛び込んできて……ご愁傷さまとしか言いようがない!!!
でも、そのトラブルが読み手としては、ドキドキ、ワクワクして面白いです♪
物語の最後には彼の努力が報われ、平穏に暮らせるようになるといいなーと思ってます(●´ω`●)
第二章も今から楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))vV
魔族の皇子、紅藍玉は、神童と謳われる子だった。
しかし、ある時から、彼はその実力を隠して「落ちこぼれ」を装うことに。
誰よりも力があるけれど、誰よりも優しい藍玉は、大王や兄たちの思惑に翻弄されて、苦悩する。
そして彼はやがて魔界を出奔。人間界で一人の道士と出会う――。
柚月先生の十八番、中華BLファンタジー!
美しい描写と、しっかり練られた登場人物のバックグラウンドストーリー、そして丁寧に組み込まれた伏線が、柚月先生の作品の魅力です。
今作も魅力的な世界観にぐいぐい引き込まれる、良作ですよ♪
敵の動向も気になりますし、藍玉が魔界を出ていくことになった経緯も、メインストーリーの方も気になる!
続きがとっても楽しみな作品です!
柚月なぎ先生はいくつも中華ファンタジーを書かれているベテラン作家様です。
今回も作者様が得意とされる世界観で、安心して読み進められます。
(ブロマンスとのことですが、12月8日更新現在、まだその片鱗は感じられませんし、
他の作品も読んでおりますが、さわやかなものでしたのでご安心ください!)
登場人物一人一人、みな個性あふれていて楽しい!
と思っていたら、登場人物の一人について過去編の掘り下げが始まりました。
楽しいなんて軽い言葉では片づけられないシリアスな人生(決して暗すぎる描き方はされませんのでご安心を!)。
単に個性があるというだけでなく、背景もしっかり練られているからこそ、
キャラ一人一人が生き生きしているんですね。
メインの事件については犯人を捜すというミステリー要素もあり、目が離せません!
安定した筆力で紡がれる中華ファンタジー、ぜひ読んでみてください!