導入がすごく辛くなりますが主人公を説明するうえで避けては通れない。そこを過ぎると魅力的な世界が展開します。描写も色々と凄いので感情を上下に揺らしまくってくれますが、それがまた楽しい。
1章が重いですがそこを越えてたらかなり面白いです。あと、作品世界の歴史とか神話、地理の話が続く回はぶっちゃけ斜め読みでもいいです。なんとなくで話しはわかるので
不老不死の実現は嘘であると早々に判明できてしまうくらい矛盾と非合理てきな主人公彼の真の願いは知人、家族、友人に囲まれて死ぬこと。臆病、卑怯、お人よし、甘く、変なところで癇癪起こす、視野狭窄…続きを読む
心に深く突き刺さるような作品。幸せってなんだろう。苦しみながら生きるってなんだろう。そんな事を考えます。ただ重いだけの話というより、ドキドキする展開を楽しめる場面も多く、バランスが絶妙。重厚な長編は…続きを読む
他の異世界転生は「現世の否定」が中核にありましたが、この作品は「現実世界の生」も「空想の世界における生」も、あらゆる人生を肯定しようとしていること、そのために作者が必死に格闘していること、言語化で…続きを読む
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