「生まれてこなければよかった」「やり直したい」と思ったことはあるか?

 他の異世界転生は「現世の否定」が中核にありましたが、この作品は「現実世界の生」も「空想の世界における生」も、あらゆる人生を肯定しようとしていること、そのために作者が必死に格闘していること、言語化できたのは最近ですが、そういったことは何となく伝わりました。
 「小説家になろう」や「カクヨム」に入り浸ってるような、人生にままならなさを感じている人にこそ読んでほしい。

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