この物語を一言では語れない

数日かけて一気読みし、感情のまま書いております。

どの話も細かな情景を表現されており、主人公が見ている景色や感動をこちらまで感じられるようでありとても物語に没入してしまいます。

そのため、ダークな面では見ている私自身が目を覆いたくなり、逆も叱りで感動してしまうという感情の波で溺れてしまうようで作者様には人の心無いんか?(褒め言葉)と言いたい。

主人公はあくまでも私と同じ普通の人であり、悩みや葛藤には感情移入をしてしまいます。

繋がりを拒絶する一方で、そもそも主人公の根幹はありふれた繋がりこそが求めている物なのではないかと感じずにはいられません。

現状の主人公の目的は、そんな純粋な気持ちを踏みにじり、歪ませられ生まれたものであり、本当に望む物はいつもすぐそばにあって…だからこそ気付けないのだと、そう思います。

幸せになって欲しいと、そう願うばかりです。

長々書きましたが、本当に素晴らしい作品です!今後とも応援しております!