少年の冒険、そのエッセンスが余さずきれいに詰めこまれていて、スイスイと泳ぐように読めてしまいます。そんな夜の冒険を体験したいあなた、ぜひ『まほろば水族館』へ!
遅筆とアイデア不足に苦しみながら、だらだらと書き続けております。 ホラーがメイン。
2人は忘れられない夏休みを経験する忍び込んだ夜の廃校は水族館になっていた水族館の館長だというおじいさんはどこか怪しくて……気になったら動かずにはいられないそんな少年たちの行動が奇跡を起こすお話
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(203文字)
小学校最後の夏休みの思い出に、海沿いにある廃校を探検する航平と湊。海岸沿いの夜の廃校に忍び込むと、そこに広がる不思議な海の世界へと繋がる物語。水棲生物の姿形、命日と符合する謎。次第に大きくなる靴音…続きを読む
巧みで繊細な描写が読み手の網膜に色鮮やかな水族館の情景を浮かび上がらせます。また全体に子供らしい純粋さが満ち溢れていて、それが魂を弄ぶことの悪や海洋生物たちの悲哀をよりいっそう引き立てる陰影を醸し…続きを読む
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