姉弟を中心に戦後を強く生き抜いた人々の事件を切り抜いた物語

戦後を舞台とした作品ということで、時代背景として難しい時代だと思ったので、正直なところ、当初抵抗がありました。

空襲で焼き出された姉・かつらと、退役軍人である康史郎の恋愛物語ですが、読み進めるなかで巻き込まれる事件と、みんなで協力して解決していくさまに、人の温かさを感じることができました。

戦後の日本という、難しい時代を舞台とした、カクヨムでは珍しい作品です。

「あとがき」にあったカクヨムコンへの応募や電撃文庫では、レーベルのカラーと合わない可能性を感じましたので、雑誌等の文芸作品へのご応募をされたほうがよいような。
そこだけ少しったいないと感じますので、求められているところにご応募されることを期待しております。

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