ズックが給料袋の中から数えてて取り出した札の金額通りだった。そのやりとりが、主人公とまわりのいろいろなひとたちの人柄や生き方を照らし出します。主人公のこれからが気になる書き出しです。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
『一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~』を読み、戦後の混沌とした時代背景の中で生きる人々の絆と再生の物語に深く心を打たれました。主人公・かつらの強さと優しさ、弟・康史郎との絆、そして京極隆との出会いを通し…続きを読む
戦後を舞台とした作品ということで、時代背景として難しい時代だと思ったので、正直なところ、当初抵抗がありました。空襲で焼き出された姉・かつらと、退役軍人である康史郎の恋愛物語ですが、読み進めるなか…続きを読む
1人では、考えもしなかったこと、やるはずもなかったこと、見ることもなかったもの。大切に思える「誰か」がいてくれること…その存在があるだけで、強く生きられる。「ささやかな強い生」は、なによりも暖…続きを読む
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