ズックが給料袋の中から数えてて取り出した札の金額通りだった。そのやりとりが、主人公とまわりのいろいろなひとたちの人柄や生き方を照らし出します。主人公のこれからが気になる書き出しです。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
一蓮托生より登場人物が増え、舞台が広がりより世界観に深みが増したお話になっていて長文というのに一気に読んでしまいました。かつらのしなやかな強さと、康史郎くんの健気さは健在ですね。舞台となっ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(379文字)
戦後東京の混乱を生き抜く姉弟を軸に、人々の姿がたくましく描かれます。ボロ家に住み、服にツギをあて、粗末な食事。それでも家族がそこにいるから頑張れる。誰もがそんなだった時代を鮮やかに教えてくれます。…続きを読む
昭和22年、東京。 終戦間もなくの東京を舞台とした、貧しい人たちのお話です。 とりたてて高給取りが出てくることもほとんどありません。 当時は皆が貧しかったのですから。敵に回りそうな人たちが…続きを読む
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