なんと無慈悲な世界…しかしだからこそ救いの光は眩いのだ。

レビュー練習企画で拝読させていただきました。とても美しい物語で感動しましたので、是非レビューを書かせていただきます。

とりあえず、目を通した部分(第1書第二話まで)について語ります。

ざっくりストーリー:トラウマがあって歌が歌えない出来損ないの羽耳のオトが、大陸の人?に出会って影響を受けていく→やがてシンデレラストーリー

感じたこと:オトたちキャラクターのリアリティがとにかくすごいです(語彙力なくてすいませんw)。まだ少ししか読めていないのでキャラのバックグラウンドを読み込めていないのですが、それでも文章の端々からキャラクターの個性、雰囲気、表情や態度が脳裏に浮かぶように思います。

悲しい世界に産み落とされてもなお生き続けるオトと、その周りにいるオトの味方との冷たい中での楽園のような暖かい世界。それが交互に描かれその対称さがそれぞれの味を際立たせています。

この小説は、特に「世界観にこだわる人」に読んでもらいたいです。

とても楽しく読ませていただきました。今後も楽しみにしています!!

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