胸熱の展開に心躍る
- ★★★ Excellent!!!
忍として生きてきた紅が、病弱令嬢の体に転移する。
その設定も奇抜だけれど、そこにモフモフのイケオジが絡んで面白くない訳が無い!!
本筋はシリアスで、加賀宮さんの特徴でもある(と私は思っている)ダークな世界観は魅力的です。
ヒトとセイショクの関係性。
人間と獣人。
そしてシュクフク。
ひとつひとつの設定が緻密に絡み合い、重厚な物語を味わえます。
しかし、そこに少しの笑いがスパイスとして散りばめられていて、苦しいばかりではなく、フォクスを初めとした愉快な仲間たちといった雰囲気もあります。
タイトル回収からの紅とアイヤの流れは鳥肌モノでした。
そして、ガルガの甘い言葉もニヤケたり。
この辺りの展開は本当に胸熱です!!
皆様も是非ご一読ください!