物語の舞台は、とある「美しい」国。
ゴミ1つ無く、衣服も清潔、食べ物も新鮮。一見、理想的なその国の「美しさ」には、ある秘密がありました……。
そんな国で生きる魔道士:トーマスと、従者:ルラベルは、周囲から疎まれています。
原因は、彼らの種族と、その容姿でした……。
大人向けのおとぎ話のような本作の雰囲気も魅力的です。
ですが、この二人の関係性や、やり取りが……もう、ステキで。
思わず、にやにやしてしまうというか、なんだか、ずっと見ていたくなりました。
作中の国の美しさには、不都合な秘密がありましたが。
「この二人は、間違いなく美しい」
胸を張ってそう言いながら、オススメしたい作品です。