その花咲き、実るころ・・・・・・。

物語に登場する、桜や桃は、同じバラ属サクラ科に分類される花だそうです。

壮大な物語でしたが、閉塞、困惑、緊迫、切迫感。
あるいは尊厳、道理、人の強さを駆けながら描いた、素敵なお話でした。
(もっとも、「強さ」は美しくも、醜くもなれるのですが)

虚構のような日常を捨てたい、あるいはつつましげでも今の生活を
まっとうしたい。どちらにも天秤が傾いてしまうのは、私だけでしょうか?