死よりも恐ろしいものが棲まう場所

禁足地の名は藪知らず。
狭そうな見た目とは裏腹に、入った者は二度と戻れないという言い伝えがありました。

勉強で消費されていく高二の夏を楽しむために、藪知らずへ足を踏み入れた涼太が見たものとは。

扇風機をつけた32℃の部屋で読み始めたにもかかわらず、クーラーの中にいるような冷気を感じました。涼やかを通り越して凍ってしまう体験をぜひ。

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