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    Ⅴ.後篇(最終回)への応援コメント

    どうなることかと思いましたが、レオンハルトが真の相手で良いんですね!
    ティアナとキリアンの魔法バトルはスリリングで迫力がありました。

    ティアナはいろんな葛藤を抱えつつも、しっかり前を向いて大事なものを護っていける、強い女の子ですね。これからも領民に愛される素敵な夫人になることと思います。

    キリアン、明るいけれどどこか翳のある少年。彼とミオラにそんな背景があったとは、物語の奥行きがしっかりとあって、またもや骨太な世界を楽しませていただきました。
    自らの信条を貫いて破滅する悪役も大好物なので、正体がわかってからキリアンが推しになりました。

    そうじゃなければレオンハルトだったかな? 若い子に戸惑いつつも、敬語で丁寧に接しつつも、歩み寄ろうとあくせくするイケオジ。安心して見ていられる御仁で、癖(ヘキ)ではないけれど応援したくなるタイプです。
    この調子だと将来はティアナにすっかり尻に敷かれそうですね。

    素敵な魔法界の物語をまた一つ、ありがとうございました!

    作者からの返信

    鐘古こよみさん

    ありがとうございます~。
    ほんっとに誰も読んでくれないまま完全スルーされていた作品なので、こうして後からでも読んでくれる人がいると嬉しいです!
    わたしの面白いと思うものと巷の流行がまず大幅にズレちゃってるんでしょうね。
    ※恋愛小説の流れをみていると、トキメキだらけで、そりゃー違うわーってそこは理解してます。

    そうなのですお相手はレオンハルトのままなのです。
    歳の差ひどいですが、昔だともっと歳の差があっても政略結婚してますよね。
    クリスティアナだけでなく、レオンハルトもしぶしぶなんですが、雨降って何とやらで、なんとかやっていけそうな?
    後日談もあるので忘れた頃にでも、よろしければ。

    自らの信条を貫いて破滅する悪役……。
    それだと、銀英伝ならロイエンタールになりませんか?
    でもあの人がたとえラインハルトを斃したとしても、ミッターマイヤーさんは付いて来ないだろうから保てなさそう。

    本当に最後まで読んで下さってありがとうございました。

  • Ⅱ.後篇への応援コメント

    レオンハルト、がつがつしないところがイケオジだわどうしようと思っていたら、なんと毒殺未遂事件が起こるとは!
    キリアンが出自も含めていろいろ謎の多い人物ですね。バシリウスも、見た目通りの人かな? みんな怪しい!

    あ、前回コメント返信で私の属性なんだっけって話でしたが、私はズバリ「頭のいい人」が好きなんです♡
    お勉強ができるって意味じゃなくて、先のことが見通せるって意味です。
    容姿や性格は二の次なので、さほどイケメンじゃなくても、雰囲気は硬めでも柔らかめでもOK。
    一番理想に近いのが銀英伝のヤン・ウェンリーなので、よろしくお願いします♡(何を)

    それと、こちらでついでのようなお礼になり恐縮ですが、拙作に素敵なレビューコメントをありがとうございました!
    前にも言った気がしますが、朝吹さんのレビューコメントはそれ自体が掌編のようで、もらって嬉しく読んで楽しい、二度お得で大変嬉しいです。
    本編の副旋律のように、光が爆ぜた後の闇が果てなく広がっていく光景を描いてくださったと感じ、堪能しました。
    芸術というものに対し、登場人物と同じ方向を見てくださっているようで、嬉しかったです。
    ありがとうございました(#^^#)

    作者からの返信

    鐘古こよみさん

    レオンハルトがイケオジのアンテナに引っかかってくれて嬉しいです。

    頭のいい人が好き、そして理想がヤン・ウェンリーですか。
    平和な時には地方公務員として「あ、いたの」という位置でぼさーっと生きてるような人。
    自由惑星同盟派ですね(笑)

    ただのぼさっとしたおじさんに見えて、中身スゴーですからねヤンさん。
    鐘古さんの理想が高い。
    「かかっているのはたかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べればたいした価値はない」
    こんなこと云う人ですよ(笑)
    大戦中の日本にいたら間違いなく特高警察にしょっぴかれています。

    この前、銀英伝が新しい装丁で平積みされてました。人気衰え知らずですね。

    鐘古こよみさんの「花火」はよい作品でした。
    個人的な好みの問題でしょうが、スマートフォンなどの文明の利器が出てこないことも好印象でした。手紙、いいですよね手紙。

  • 前篇への応援コメント

    こんばんは。こちらにお邪魔を始めました!
    同い年の息子がいるって、大変恋愛フラグではないですか……と思っていたら、もう登場した!
    出だし快調です。つい若者を応援しちゃいますが、お父さんが超イケオジだったらどうしよう。
    続き楽しみにしています(´▽`*)

    作者からの返信

    鐘古こよみさん

    ありがとうございます!
    こちらは「嫁入りからのセカンドライフ」あてに書き下ろしたものです。一次通過もしなかった作品がこれか~と微笑ましく読んでやって下さい。
    流行要素、微塵もありませんから。

    鐘古さんの属性ってなんでしたっけ? イケオジでしたっけ。
    あ、でも、魔女りんの時にはマキシムをかっこいいと云って下さっていたので、普通にイケメン枠でいいのかしら。
    さあ、どうでしょうか。
    イケメン出てくるでしょうか。
    お付き合い下されば幸いです♡

  • Ⅴ.後篇(最終回)への応援コメント

    あー、終わっちゃった。

     振り返ったキリアンのその顔は、見慣れた子どもの頃のようだった。
     やれよ、ティアナ。

    キリアンのこの言葉が残っています。
    私はこれまで読んだ本の数は多いのですが、こんなに心を掴まれた小説はあったのかしらと思っているところです。
    キリアンがいなくなり、小説も終わり、明日からは楽しみがなくなってしまいました。とても、悲しい。
    すてきな小説をどうもありがとうございました。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    ありがとうございます~。
    ちょうど十人目の読者さまです~。

    連載中もほとんど誰にも読んでもらえなくて、セカンドライフ企画の順位も最下層でそのまま終わったのですが、自分では気に入っている物語なのです。だからこうして読んでくれて本当に嬉しいです。

    一応、余談のような番外編があります→「或る伯爵夫人の肖像」
    https://kakuyomu.jp/works/16817330662358828970
    こちらは短いです。

  • Ⅴ.中篇(上)への応援コメント

    ここにこんなひねりがあったとは。
    ここにこんなキリアンの憂悶があったとは、想像していなかったので、「やられた」という感じ。邑でともに育ったやさしい幼馴染みではなかった!
    映画を作るとしたら、この人を誰にするかが成功のカギでは。
    すごいですね、物語が広がっていっています。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    映画にするなら誰がいいのでしょうね。イケメン枠はレオンハルトとチェザーレですから、少し野性味のある俳優さんがいいのかな?
    書き始めた頃は「何のプランもなかった」と云うとみんな驚くんですけれど、わたしはそういう書き方をする人なので、この話もそうでした。
    最初にプロットを作ると、書いている自分がつまらないのです。異色ですよね(笑)

  • Ⅴ.前篇への応援コメント

    ええっ。キリアンが・・・・・・!
    まさかこういう運命が待っているとは思わなかったわ。ショック。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    おお、もう最終章まで。
    ありがとうございます。
    こうして日蔭の作品を読んでくれる方がいると本当に嬉しいです。
    残りわずかですが、よろしくお願いします。

  • Ⅳ.中篇への応援コメント

    この一話は、中でも、素晴らしく書けていると思いました。
    朝吹さんがレオンハルトになって、顔に皺をよせて語っている様子が浮かんできます。考えてみますと、私は書く時には、無意識に女子に心をいれてしまいますが、朝吹さんは男子側に立って書いているように思いました。
    私は今日で「こえけん」がおしまい。さて、次は。
    朝吹さんが言われたように、私も好きなものを好きに書いていきたい。
    コンテスト用に書くのがおもしろいので、次はBL(やったことないので、何ができるかと)でいこうと思いましたが、これも居住地規定でだめ。まぁ、これは八万字以上なので、BLでその字数は無理。でも、アイデアが出たので、何かの時に使おうとメモしました。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    えーっBLも国内限定なのですか。何故なの~。
    せめて日本語限定ならまだ分かるのですが。そしてこちらは八万字以上なのですね。謎の文字数。

    登場人物はその都度、その人の立場になって書く感じかな?
    男の書き手であっても女性のことを、女の書き手であっても男性のことをしっかり書けた方がいいですよね。
    文体は少し男性寄りなのかもしれませんが、男性がこんな話を書くかっていったらやっぱり書かないと思います(笑)

    読んでくれた人はそれぞれにお気に入りの男性キャラがいましたが、読み終えた後、九月ソナタさんはどの魔法使いがお好みになるでしょうか~。
    「こえけん」お疲れさまでした。後ほどラストまで読ませてもらいますね。


  • 編集済

    Ⅲ.中篇への応援コメント

    「どうせならば」もそうですが、率直に言えば、☆が少ないと思います。「どうせ」のほうはまだ真ん中あたりで、全部を読み終えてから評価をくれようとしている人がいるのかもしれませんが。「貴方の元に」ももっと☆数があっていいのに。
    朝吹さんの最近の小説は、ミステリーやスリラー、現代ドラマが主でしたが、☆数が50、 70 、90とぐんぐん上昇していて、この方はそのうちに☆100台になるのだわ。こういうふうに読者(ファン)が増えていくのね、と数が増えていく様子を目の当たりにして感心していたのですが、「どうせ」になったら、その方々はどうしたのでしょうか。影が見えません。ただ物語がおもしろいというだけでは満足ではなく、「溺愛」が描けているかどうか、じっくりと構えているのでしょうかね。PV数はどうなのでしょうか。
    今は季節のせいや、オリンピック直前ということもあり、コンテストへの応募者も、読者も(冬と比べたら)少ないようには感じます。
    でも、テーマがあるコントストに参加するのは、自分では想像しなかったアイデアが浮かんでくるという楽しみがあり、(評価がどうであれ)好きな作品ができるのは、作者としては喜びですよね。
    朝吹さんの物語はおもしろいです。構想が広大で、表現が緻密。恋分野には、シャイ(?)
    奔放な恋より耐える恋ですよね、王道は。
    私の「こえけん」作品の☆も少ないですが、あとひとつふたつはあるかしら。あのいつも☆をくださるフランスの王子が、フォローはしてくださってはいますが、まだ来てくださっていません。身体を壊しておられるみたい。それに、オリンピックですしね。気長に待ちます。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    ありがとうございます。
    でも短篇以外だと、毎回こんな感じですよ~。
    過去に女性向けっぽい中篇コンテストに出した作品、すべて星15~20前後で終了して、ご新規さんにはほとんど読んでもらえませんでした。ご新規さんは一人か二人だったかな? ありがたかったです。

    まず他の人も自分のコンテストのことで忙しいし、まとまった量のテキストを読むのは本当にとても大変なことですから、読んでとも言えません。
    星の数が少ないというのはそれだけ、『読まなくてもお付き合いで☆をやりとりしている』星爆や派閥からは外れているという証拠でもあります(笑)

    それでも星が少しあるのは、ありがたいお付き合いのお陰です。
    それがなければ、完全に星ゼロというのがわたしの実力なのです。

    『何を』書いているかではなく、どちらかといえば朝吹の作品だから読もうという人がついてくれるタイプなので、無名のわたしの作品など、他の大勢の人気作家には太刀打ちできないのです。

    星100は、ひたすら顔を売ってひたすら星を配ればあっさり到達できますよ。
    ある種のカリスマがある方とその仲良しさんもあっさり届きます。
    それでも外部の賞では星が全くない方でも取ってたりするので、カクヨムはこういうところなんだなと割り切って楽しんだほうがいいですね。

    フランスの王子www
    誰のことか分かってしまいます(笑)
    フランスの王子さまは誠実に、丁寧に他の方の作品を読む分だけ、時間がかかってしまうのではないでしょうか。

    オリンピックなのですね。国内では全然盛り上がってませんが、現地は華やかでしょうね。
    人は「書けるものかしか書けない」のです。わたしは精一杯自分の書きたいものを書くだけです。

    このお話をソナタさんが読んでくれて本当に嬉しいです。完全に埋没していましたから(笑)

  • Ⅱ.前篇への応援コメント

    「後で見せるわ」わたしは啖呵を切った。
     舐めてもらっては困る。キリアンに宙返りを教えたのはわたしなのだ。

    このあたりから、とても気持ちよくのりのりで書かれていて、書いていて楽しかったことでしょうと思いました。

    えっ、奥様が不審の死ですか。目が離せません。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    三人称と比べると圧倒的に一人称はノリよく書けます(笑)
    むしろノリで書けというくらいです。

    わたしは気に入っている中篇なのですが、連載当時ご新規さんにはまったく誰からも読んでもらえませんでしたねー。
    やっぱり世間が恋愛に求めるものと、わたしの書く恋愛ものの間には深い溝があるようです。
    「どうせならば俺の手を」と同じ文字数(上限6万字)で完結するので、テイストを比べてみて下さい。

    編集済
  • 後篇への応援コメント

    『黒金くろがねの魔法使い』と、それに対抗する力を持つ『白銀しろがねの魔法使い』、という独特のアイデアは、どのようにして生まれたのだろうかと思いました。これを考えついた時は、さぞ楽しかったことでしょう。羨ましい。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    ありがとうございます。
    こちらは長編作品「魔女とりんごの花」のスピンオフになるのです。
    そちらに黒金と白銀の魔法使いが出てきます。
    本編を知っている方はそのまま読めますし、知らない方にも一応分かるようには説明しておきました。
    分かりやすいところでは、悪い魔法使い(黒金)と良い魔法使い(白銀)です。
    本編では本家のザヴィエン家が出てきて、テュリンゲン家は出てきません。
    その分家の方に光を当てたのが本作になります。


  • 編集済

    中篇への応援コメント

    こちらの小説のほうが、恋の匂いがします。
    「護衛の中にキリアンがいる」って、これ、溺愛じゃないですか。
    おもしろくなりそう。

    作者からの返信

    九月ソナタさん

    ありがとうございます~。こちらは完結済なのでゆるゆるご覧ください~。
    嫁入り後のセカンドライフ用だったやつです。
    どのみち分かりやすい溺愛は出てきませんが、わたしの中では恋愛小説なのです。
    また何かの企画に出せたらいいなって思ってる作品です。

  • Ⅴ.後篇(最終回)への応援コメント

    ラスト2回、とても感動的でした。
    まさかキリアンが…でも彼の捻くれた複雑な心情は切なかったです。「偉大な魔女の力」発露するかというところ、ドキドキしました。レオンハルトとの関係も素敵です。レオンハルト好きだわ〜。
    映像が浮かびました。私、指輪物語すら読んでいないハイファンタジー初心者なので、そういう事なかなかないのですが、朝吹さんの筆力ですね。ジャンル初心者な為、上手くレビューを書けないのが残念ですが、素晴らしかったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    葵 春香さん

    最終回までお疲れ様でした~!
    レオンハルト、いいですよね……。想いっきり少女小説にしたので、レオンハルトも遠慮なくそんな感じです(笑)
    バシリウスさんも書いていて好きでした。

    わたしのファンタジー歴は童話や児童文学です。エンデの「はてしない物語」のようなもの。
    いつも、物語が終わらないで欲しいな~と想いながら読んでました。

    レビューも上手く書けないとおっしゃりながら、素晴らしいレビューを寄せていただきました。
    去年カクヨムで公募していた「嫁入りからのセカンドライフ」コンテスト用に書き下ろしたものです。
    読者もほとんどいなくて、いつものように選考からはまったく相手にされませんでしたが、この話はわたしも書けて良かったなと想っています。
    こちらの話の後日談が、
    https://kakuyomu.jp/works/16817330662358828970
    「或る伯爵夫人の回想」になります。お暇な時にでもよろしければ。

    まことにありがとうございました♡

  • Ⅲ.前篇への応援コメント

    女神のような存在…素敵。でも高級娼婦(フランスのクルチザンヌ・ココットみたいな)も好きです。朝吹さん、以前、どこかの作品でバーかクラブのママも描かれてましたが、描写が心に残りました。
    この世界観とても好きで、ここに入ってみたいなと思いました。

    作者からの返信

    葵 春香さん

    魔法界独自の呼称「ヘタイラ」も本編に登場してくるのです。その流れではあるのですが、正しく理解して下さってありがとうございます。
    クラブのママは「焼けた空から降り来たるⅡ」ですねきっと。
    本編「魔女とりんごの花」は男の子が主人公なので、またがらっと雰囲気が違うかもしれません。
    でも白銀・黒金の魔法使いや、ヘタイラの出てくる、同じ世界観の中です。

    Ⅲに手がかかったら、もう後はラストまで一直線です( *´艸`)

  • Ⅱ.前篇への応援コメント

    レオンハルトの発言に落ち込むクリスティアナにキュンとしました。でも若さにデレデレしないところがまた良い。
    もう、設定が全部好き。孤児というところも(私の性癖は源氏物語からきています。10歳で読んでしまったので笑)。
    チェザーレとキリアンも活き活きしてて脇役が素晴らしい。
    「おさな妻」と「青い花の色」は昨年の秋に拝読していてとても惹かれたのですが、こちらは私の読み慣れないハイファンタジーなのに絵が頭に浮かびます。嬉しい(*^^*)

    作者からの返信

    葵 春香さん

    こちらは「魔女とりんごの花」という長編のスピンオフなのです。
    でも本編を知らなくても、第一章の後篇で事情が分かるようには書いたつもりなので、知らなくても大丈夫です。
    「魔女とりんごの花」は本家ザヴィエン家がメインです。←こちらも歳の差といえばそうですが、メインではありません。

    ファンタジーといっても、わたしの場合はゲーム系ではなく、童話から今なので、児童文学が愉しめた人なら、比較的とっつきやすいと想いますよ~。

    そういえば「おさな妻」も読んで下さっていたのですよね。ありがとうございます。あれこそ歳の差でした……。
    第五章までそこそこ分量がありますので、ゆっくり時間のある時に読み進めて下さいね~。ありがとうございます💕


  • 編集済

    Ⅴ.後篇(最終回)への応援コメント

    バシリウス…いい所で登場。
    やっぱりタラシじゃんか。
    (でも、この御仁、好きです。笑)

    血族(魔力)優位のガチガチの王制。
    かつてのヨーロッパや日本の
    貴族階級の政略結婚をイメージしながら
    読んでいました。

    支配階級の視野が狭いと無理が横行しますね。
    国民は悲惨だ…
    金環党というテロ集団が出て来るのも
    仕方ない気がします。
    でも、灰死病を蔓延させるのは駄目だ…
    この事件をきっかけに
    金環党が殲滅できたなら良かったです。
    でも、元の王制が変わらないなら
    また次が出て来そうだ。

    本当の革命を起こせる存在を待ちたいです。

    愛する幼馴染みの手で逝けたキリアンは
    ある意味幸せだったのかもしれない。
    でも、クリスティアナに業を背負わせた。
    やるせないです。

    朝吹さーん、やっぱり、これは
    嫁入りからのセカンドライフには
    収まりきらない壮大過ぎるストーリーですよー

    いい意味で。笑
    良いものを読ませていただきました。

    作者からの返信

    三寿木春さん

    バシリウスはわたしもお気に入りです♡
    今回はチェザーレが好きだったんですけど、バシリウスも好きでした。男の子が主人公だった「魔女りん」とは違い、こちらは女の子が主人公でしたが、うまいこと乗ってくれたので書きやすかったです。

    おかしなことに、打倒王制を掲げても、滅ぼしてしまうと、「えーやっぱり王さまが居た方がいいよね」と必ずなるんですよね。フランス革命も、なんで王さまを殺したのかって後々後悔されているくらい。それは、国家として立たせるためには外交面からも歴史的な威厳の面からも、多くの国で「王さま」は、居たほうがいいものだからなんでしょう。
    金環党もそうなんですけど、不満があって革命を起こしても、やった側はその後、うまく国を制御できないんです。なんで突然出て来た偉そうなあなた達の命令をきかないといけないの? となってしまう。
    それで弾圧や恐怖政治や内ゲバになりがちで、また倒されちゃう。
    日本の明治維新については、もともと古代から天皇がずっといたので、そちらに政権を返すという意味あいだったから成功したのであって、あれがもし江戸幕府にかわらんとする何処かの藩の反乱だったら、他藩から抑え込まれていたんじゃないでしょうか。

    魔法界は人間界と領域を重ねつつ、別の階層に存在しているようなイメージで書いていました。
    「嫁入りからのセカンドライフ」として期待されるものからみれば甘々要素も少なすぎますが、少しでも楽しんで下さったら嬉しいです。

    最後まで読んで下ってありがとうございました。

  • Ⅴ.中篇(上)への応援コメント

    金環党と魔法界(皇帝)は表裏一体ですね。
    子供たちはそれぞれの思惑に
    振り回されて利用される…
    ミオラもキリアンも利用されていたし、
    クリスティアナも子供を産むための道具。

    キリアンの歪んだ偏執的な愛は
    この世では幸せになれない絶望を
    抱えていたからかな…
    そりゃ歪むわ…と思えてしまう。

    作者からの返信

    三寿木春さん

    そちらの「サマー・エイジャー」と前後するようにして、こちらの連載もようやく完結しました~。サマー・エイジャー、読者の方のチェックが厳しくて、「校正さんがいる」と愕いておりました。わたしなどは特に引っかかったりしないところを、厳格に拾い上げていかれるのですね。
    お蔭さまでS.キングの原作を購入いたしました。ぱらぱらっと読んだことはありますが、ちゃんと読みたくなったので(昔はあまりS.キングが好きではなかったのです)

    金環党と魔法界は表裏一体です。金環党の方がより、自分たちの欲望が剥き出しなので、その過激なテロ行為の面からしても現行体制からは反乱分子と見えてしまうのですよね。
    ただ体制というものは、そうやって転覆を繰り返して、落としどころを見つけて存続して、また転覆されていくものですから、もしかしたらいずれは革命が起こってしまうのかもしれません。

  • Ⅴ.後篇(最終回)への応援コメント

    最初はどうなるかと思った結婚も上手くいって良かったです。
    妻として接し切れないレオンハルトですが、ティアナの方は夫人としての決意を固めるのも早いしかつて幼馴染だった相手に対しても躊躇なく魔法を放てるし、男より女の方が割り切りが良いものなんですね。
    もう終わりなのか、もっと続きが読みたいなと思ってふと総文字数を見たら公募上限の文字数である六万文字ピッタリではありませんか。
    こんな綺麗に終わって文字数までぴったりなんてまるで魔法です。
    最後まで楽しかったです。

    作者からの返信

    海猫ほたるさん

    最後まで読んで下さってありがとうございます~。
    ああそうなのね、レオンハルトでいいのね、という感じですが、なんだかんだで、あの二人は協力して家を盛り立てていってくれそうです。
    「魔女りん」よりも古い時代のイメージで書いていました。「魔女りん」の頃にはテュリンゲン家はどうなっているんだろうな~。存続しているのか、本家に統合されているのか、はたまた途中で絶えているのか。
    それもこれも含めて、魔法界の一頁を書けてわたしも楽しかったです。
    最終章で六万字に限りなく迫っていたので、調整して上限ぴったりにしてしまいました。

    読んで下さってありがとうございました。

  • Ⅴ.中篇(上)への応援コメント

    まさかの展開です。
    キリアンが……一番仲が良い幼馴染が犯人とは、やるせないですね。

    作者からの返信

    海猫ほたるさん

    キリアンも、やっちゃいけないことは、やってはいけませんよねぇ。
    とても熱いレビューもいれて頂き誠にありがとうございます。以前にもどこかでお書きになっていらっしゃいましたが、キャラメルボックス、お好きなんですね。サブカルにほんとにお詳しいのでびっくりです。川上隆也さんが在籍していたりして、かなり昔からあるようなイメージですが、今年でまだ38周年なんですね~キャラメルボックス。

  • Ⅳ.後篇への応援コメント

    えぇ?初夜って…誰と?
    心当たりが三、四人…と思ってたら。

    なんと、事件勃発!
    私には嬉しい展開。(サスペンス好き…)
    思わせぶり新参タラシ男が…!

    でも、嫁入りセカンドライフっぽい
    甘々溺愛路線から
    どんどん離れていってませんか―――?

    この感じだと、
    魔法バトルを期待してしまう…
    目が離せませんよ、朝吹さん。

    作者からの返信

    三寿木さん

    嫁入りセカンドライフには便乗で参加しているような感じなので、もともと甘々溺愛ラブは書かない予定でした~。
    というか、わたしが最も苦手とするのが甘々溺愛ラブなのです。
    恋愛ものがお得意の方は、「溺愛スイーツものならわたしに任せろ!」くらいの勢いで書いていらっしゃいますから、あれには到底太刀打ちできないのです。
    溺愛ジャンルを書くには、ある種の特殊な才能がいるのではないかと。

    多分、この物語も恋愛小説ばたけの人が書くならば、各男性キャラと必ず、甘いシーンを入れてくるはずです。
    全員に口説かれて溺愛されているという、逆ハーレムのシチュにもっていくんだと想います。

    最後まで宜しければお付き合い下さいませ♡


  • 編集済

    Ⅲ.中篇への応援コメント

    レオンハルトとスヴェトラーナ。
    中世ヨーロッパの【騎士と姫】や、
    ギリシャ神話の【英雄と王女】のような
    王道の恋愛ものを思い浮かべてしまいました。

    魔女とりんごの花よりも前の時代。
    確かに雰囲気が違いますね。
    いろんな時代を書かれているからこそ
    書き分けられるのかな。
    その筆力が羨ましいです。

    【返信の返信】
    驚かせてすみません。ひゃー。
    すでに先週、完結してたんです。
    今回は早かったです。
    その分、誤字と変な文章が多発してます…

    自作の登場人物の性別…
    女子だけ作品はないですね。
    あ。でも、サマー・エイジャーの
    瑞城町女子ズは仲良しです。
    結構、気に入ってます。
    夏目夕さんはヘタイラなイメージ。
    (↑すみません。勝手な妄想です)

    作者からの返信

    三寿木さん

    「サマー・エイジャー」一気に投稿されているので、数日の間、わたしの意識がなかったのかと想ってしまいましたよ……!
    書くのが早いのですね。
    別のところである方から「女の子がわちゃわちゃしているのが読みたい」的なことを云われて、そういえば、女子がわーっとなっている作品はわたしの中にはほぼないなぁと気づきました。
    三寿木さん作品にも多分ないですよね。
    やっぱりバカ男子がわあわあやっているのを書く方が楽しいからでしょうか。
    それに思春期の女の子だと、「二人」というユニットがメインなので、大勢~はなりにくい気がします。

    いきなり何か決闘とかしてますが、白銀の魔法使いに喧嘩を売るというのは、かなり、リスキーなはずなのです。
    公爵の方も腕自慢を出してきたみたいですが、敵わないのです。
    こちらの話にもヘタイラが出てきてしまいました。
    レオンハルトとお似合いなのはスヴェトラーナさんでしょうね。
    こちらはあと二章で終わるので、先が見えてきました~。

  • Ⅱ.後篇への応援コメント

    灰死病、恐ろしい病ですね。
    描写が詳細なだけに
    ティアナの過去、辛く思えました。

    ティアナを毒殺しようとしたのは
    誰なんだろう?なぜなんだろう?
    黒金の魔法使いなら、
    毒殺はしないような気もする…
    ミステリー要素にハマってます。

    バシリウスとティアナ、急接近ですね。
    こちらもどうなるか、目が離せません。
    ドキドキします。

    作者からの返信

    三寿木さん

    灰死病のイメージは文中にあるとおりペストです。
    ペストが流行した時の当時の人々の混乱と絶望はコロナの比ではないでしょうし、想像するしかありませんが、相当なものではなかったかと。死に絶えた村なども少なくなかったでしょうしね。

    ミステリーというほどのものではありませんが、字数の関係で残り三、四、五章で完結することは決定していますので、それまでには全て解決できるように今からまとめていきます。
    明言していませんが、バシリウスのいるこの時代は「魔女りん」のマキシム・フォン・ザヴィエンが活躍した時代よりは昔になります。
    読んで下さってありがとうございます~。

  • Ⅱ.前篇への応援コメント

    むしゃくしゃした感じの花占いから
    ティアナの気持ちの荒れ具合が
    ヒシヒシと伝わってきます。

    作者からの返信

    来る前はいっそのこと嫌われたらいいんじゃないかと考えていたわりに、それなりにショックを受けているあたりが16歳の女の子ですよね笑

  • Ⅱ.後篇への応援コメント

    最近、急性胃腸炎になったばかりなのでわかりみが深い話です……

    灰死病でふと、どのタイトルだったかとか忘れてしまいましたが三十年ほど前に出た、故鈴木銀一郎先生著の「モンスターメーカー」と言うラノベで、絵柄は九月姫先生の可愛らしい絵なのに伝染病のエグい話してる巻ががあったのを思い出しました。
    ファンタジーとは言え中世ヨーロッパの伝染病はおっかないですね。

    作者からの返信

    海猫ほたるさん

    急性胃腸痛、そのあと大丈夫ですか?
    痛みは堪えたらダメですので、何か不調があったら病院に行って下さいね。

    鈴木銀一郎も九月姫さんも知らないのです。扉絵を見たら分かるかな…。
    中世の黒死病の犠牲者の共同墓地を開けている番組を観ていたら、初期は身分を分けて丁寧に葬っているのに、次第に身分関係なく上から投げ込むだけになっていて、それが層になっていました。いかに大量死したかですよね。むしろ助かった人達はなぜ助かったのかと思うほどです。


  • 編集済

    後篇への応援コメント

    朝吹さん、こんばんは。
    魔法使いの血統を守るため
    親子でもおかしくない年齢の
    男性に嫁ぐ…
    レオンハルトがマトモそうで良かった。

    でも。
    幼なじみのキリアンも近くにいるし、
    同い年の息子もなかなか優秀っぽい。
    これからどうなるか、全然わからない。

    ザヴィエン家も出てきたから
    黒金の魔法使いも絡むのかな。
    そうなるとセカンドライフがヤバくなりそう。
    いろいろと想像してしまいます。

    また来ますー

    【返信の返信】
    エエーッ!嬉しい誤算ですー
    スティーヴン・キング感ありますか?
    そっちは私には無理だと諦めてました…

    怖いの…都市伝説かなぁ?
    あれはあれで、後ろに繋がっています。
    あの作品はホラーじゃないので
    読み進めるほど、怖さが減ります。たぶん。
    安心して?お読み下さい。ありがとうです。

    作者からの返信

    こんにちは!
    御作の最新話(二つ前)が怖すぎて、いや~っ! ってなってました。意味分からない何ですかあれ。
    三寿木さん、さり気無くホラー要素盛り込んできますよね。まさにスティーブ・キング風。

    こちらは「魔女りん」の派生的なお話になります。主人公が少女に変わったことと、指定のお題が嫁入りのために、ますます乙女小説になってしまっております。
    こうなったら遠慮なく乙女小説にしていこうかと。募集要項には30代以上の女性がときめくものとあるので、さらに外れていくのかもしれませんが、荒野をひた走ります。
    30~40代の女性を読者ターゲットに据えた嫁入りからのセカンドライフなんて、再婚物語なんじゃ? って想ってしまうのですが、浮世から離れたお話を愉しみたい気持ちは何歳になっても変わらないと想うので、このまま進みます。

    読んで下さってありがとうございます♡

  • 中篇への応援コメント

    夫になるレオンハルト伯爵、黒金の魔法使いの噂があるくらいだから、ヤバい人かもと思いきや、ファーストインプレッションは感じ良さげですね。
    やっぱり黒金の魔法使いでした……ってなると大変ですが……

    作者からの返信

    猫目くじゃ、、、じゃなかった海猫ほたるさん

    魔女りんから派生したスピンオフですがこちらは女の子が主人公なのでまた雰囲気が違うかと。と云うかこちらの方が世界観にはピッタリしてる気がします。
    「おさな妻Ⅱ」にしようかと想ったのですが、期待されても困るので、それは止めました笑