金環党と魔法界(皇帝)は表裏一体ですね。
子供たちはそれぞれの思惑に
振り回されて利用される…
ミオラもキリアンも利用されていたし、
クリスティアナも子供を産むための道具。
キリアンの歪んだ偏執的な愛は
この世では幸せになれない絶望を
抱えていたからかな…
そりゃ歪むわ…と思えてしまう。
作者からの返信
三寿木春さん
そちらの「サマー・エイジャー」と前後するようにして、こちらの連載もようやく完結しました~。サマー・エイジャー、読者の方のチェックが厳しくて、「校正さんがいる」と愕いておりました。わたしなどは特に引っかかったりしないところを、厳格に拾い上げていかれるのですね。
お蔭さまでS.キングの原作を購入いたしました。ぱらぱらっと読んだことはありますが、ちゃんと読みたくなったので(昔はあまりS.キングが好きではなかったのです)
金環党と魔法界は表裏一体です。金環党の方がより、自分たちの欲望が剥き出しなので、その過激なテロ行為の面からしても現行体制からは反乱分子と見えてしまうのですよね。
ただ体制というものは、そうやって転覆を繰り返して、落としどころを見つけて存続して、また転覆されていくものですから、もしかしたらいずれは革命が起こってしまうのかもしれません。
ここにこんなひねりがあったとは。
ここにこんなキリアンの憂悶があったとは、想像していなかったので、「やられた」という感じ。邑でともに育ったやさしい幼馴染みではなかった!
映画を作るとしたら、この人を誰にするかが成功のカギでは。
すごいですね、物語が広がっていっています。
作者からの返信
九月ソナタさん
映画にするなら誰がいいのでしょうね。イケメン枠はレオンハルトとチェザーレですから、少し野性味のある俳優さんがいいのかな?
書き始めた頃は「何のプランもなかった」と云うとみんな驚くんですけれど、わたしはそういう書き方をする人なので、この話もそうでした。
最初にプロットを作ると、書いている自分がつまらないのです。異色ですよね(笑)