ぼっちの女の子の前に現れたのは――!?

もうね、主人公である結衣ちゃんがね、『ぼっち』だと。そんなことを言われたらですよ。そこはやはり同じく『ぼっち』の私は黙っていられないわけです。まぁ、私の場合は『ぼっち』というかコミュ障なんですけど。

ていうかそもそもですよ、何で結衣ちゃんが『ぼっち』なのかっていうと、人には見えないものが見えてしまうからなのです!

良いじゃないのよ、見えたって。どうしてそんな異端扱いするのよ。読者はそう思うわけですが、彼女が生きる社会ではそうもいってられません。何あの子、またなんか一人でブツブツ言ってる、やーねぇ、ヒソヒソ、ですよ。

そんな結衣ちゃんの前に現れたのが、なんともイケメンな妖怪。イチフサ君です。イケメンだからって許されるわけではないのだぞ。お前らのせいで結衣ちゃんはな、とも思うわけですが、あれよあれよと二人は仲良くなるわけです。
読者としては「いやもうお前ら付き合ってるだろ?」「は?付き合ってないの?これで?」「いやいやこんなのもう四捨五入したら恋人でしょ」と思うくらいにとっても仲良しの二人なのですが――!?

イチフサの結衣ちゃんへの好き好きアピールにキャッキャしたり、
キレのある結衣ちゃんのツッコミに吹き出したり、
かと思えば、人間と妖怪という、決して交わることのなかった異種族間のアレコレにハラハラしたりと読み応え十分!

完結しておりますので一気にどうぞ!

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