叔父一家に虐げられるイズのもとに現れたのは、美しい天族。
彼に一目惚れされ、婚約者にされたイズは、しかし自分で何かを選ぶことも拒絶することも出来なかった。
「天族様の婚約者なんて、なりたかったわけじゃないのに」
しかもイズは、シャノンの嫉妬によって、魔界へ通じる洞窟にまで連れ去られる。
そこを助けたのは、『恐ろしい』と言われていた魔族の男クライドだった。
魔界に連れてこられたイズ。落ち着いたら家まで送るというクライドに、初めて「帰りたくない」と自分の意思を示す。
「帰りたくないなら、ここにいるか?」と言われ、イズは魔界で過ごすことに。
優しい魔族たちに、イズの安寧に心を砕くクライド。だがイズには、彼女も知らない秘密があった。
「もうここにはいられない」
やっと見つけた居場所も、自分を受け入れてくれた人も、自分のせいで不幸な目に遭ってしまう。離れることを決意したイズは……
自分の力ではどうにもならない能力に翻弄されながらも、自分の意思を貫き通そうとするイズと、
欲に身を任せず、彼女に誠実に対応し、彼女の安寧や幸せを守ろうとするクライド。
はたして、二人の関係はいかに。
両親を亡くしたヒロインのイズは、叔父の家で暮らしています。横暴な叔父家族の仕打ちに耐える日々。
そんなある日。しいたげられていたイズは、身分の高い天族の青年に一目ぼれされて彼の婚約者に!
幸せになれること間違いなしの状況。ところが、イズの幸運をひがんだ叔父の娘が彼女を亡き者にしようと魔界へのゲートである洞窟に連れ去って……
ヒロインのイズには彼女も知らない特殊能力があって、とにかくモテます!
そんな特殊能力があったら、叔父一家もいじめたりしなさそうですよね?
本作は、そこにも答えをくれる設定になっていて、なるほど!と思わず唸りました☆
しかも、この設定のおかげでヒーローが本当にイズを好きなのかが、ヒロインにもヒーローにも分からなくて……じれじれ、きゅんきゅんするんです!
すっごくモテてるのに、切なすぎるッ!!!!
ヒロインが本物の愛を手に入れる日が来るのか――すごく続きが気になるお話でした(●´ω`●)
主人公イズには、特殊な能力があります。
それは、女の子なら、誰もが欲しい能力でもあるんですが。実際に持つとなると……。
この世界は人間界を真ん中に、天族と魔族が力を持つ土地。
イズは実の両親を失い、村長の家で居候として過ごしています。この村長と、その娘とかが、まあ、ぜったい会いたくないような嫌な奴ら。
そんな彼女は、ある種の能力が高い人物たちを、望んでもいないのに惹きつけてしまう。
モテるって、結構、大変だ。
それも自分の魔力となると、相手の気持ちが信じられないってこともあるしで。
これは、そんな女の子の素敵な物語です。
どうぞ、お読みください。
恋愛中のパートナーから、たまーに聞くのが「私のどこが好き?」という発言。
女性に多いんでしょうか。男性でも尋ねる方はいるのかな。
これ、回答を間違えたら大変ですよ。
「はあ⁉ なにそれ!」と怒られ、友人知人を巻き込んでの修羅場になる可能性もあります。
本作のヒロイン・イズちゃんも、とある能力を持っているため、自覚なく特定の男性を引き寄せてしまうようです。
でもそれってイズちゃんのせいではないし、なんならイズちゃんだってちゃんと自分を見てくれる人に愛されたい。
そんなイズちゃんをめぐって、天界魔界が関与しながら騒動が起こる……。
予感を残しつつ、第一部完、です。
こちら、コンテスト参加作品ですので、どうしても字数のせいでこうなってしまうのですが……。
続きが読みたい方。ぜひ、フォロー&☆評価をお願いいたします!
ドアマットヒロイン、という言葉を知ったのはこのお話ではなく、別の推し作家さんのお話なのですが、どうやら、ドアマットのようにとにかく踏んづけられ踏んづけられ、っていう、可哀想なヒロインちゃんを指すのだそう。
――という、『これぞドアマットヒロイン!』なイズちゃんがこのお話の主人公です。
もうね、酷いです。
可哀想です。
もうさ、ウチ来な?イズちゃん。
一人くらいもう全然養うからおばちゃん。
パート増やすから、アンタのためにさ。
そう口走ってしまいそうになるくらい可哀想。
何が酷いって、イズちゃんの従姉妹であるシャノンですよ。マジでね、1話を読んだ時から、いつザマァが来るんだ、絶対あるだろうなザマァがよ、ないとは言わせねぇぞ、ザマァのあかつきにはそれはそれはどでかい声で「ザマァ!」って叫んでやるからなクソが、と思っていました。鼻っ面に一発叩き込む準備はいつだって出来ていました。
すると、思いの外早めに来たのです!
ありがとうございます!
ほんと助かります!
ですが、ここで気を抜いてはいけません。
早い段階でザマァになったからといって油断は出来ないのです。
だってそうでしょう?序盤はザマァサイドもまだ体力が残ってますから。気を抜いてはいけません。とことんイズちゃんが可哀想です。
ですが!
ご安心ください!
こちら!
なんと!
いまなら!?
溺愛コン参加作と言うことで!?
漏れなく溺愛展開お約束なのです!!
(ワッと客席から歓声が上がる)
しかも、完結してます。
溺愛コン参加作のため「えっ、ここで?!いけず!」というところではありますが、完結しているのです!
ザマァからのハラハラ、からの溺愛、かーらーの、やっぱりハラハラ!が!全部読めます!やったね!
こちらのお話が溺愛コンで良い結果を出せれば、続きが読めます!読めますよね?!なのでぜひとも!
みんなでイズちゃんを幸せにしようぜ!
面白いんですよね……。
あらすじからとにかく気になって、一息つく間もなくどんどんといろいろなことが起こってテンポがすごくいいです!
不遇な扱いを受けていた少女、イズ。
周りのものは何も言わず、ただ一方的な攻撃の嵐。
そんな周りの酷いやつらに思わず手が出そうに……(ハッ、ダメダメっ)
そしてある日、青年から求婚を申し込まれるのです。
果たしてこれがいいことなのか、悪いことなのか。
そして少女が持つ秘密の真実とは?
……それは本編を読んでご確認ください‼
この作品は、『その溺愛、過剰です!?』コンテスト参加作品。
なので、物語の途中で一度完結という形になっていますが、十分すぎるほど楽しめました!
きっと最後まで読んだ後、タイトルに隠れた意味を知ることになります――。
この物語の主人公イズは、毎日のように不遇な扱いを受けていた。
従姉妹には奴隷のように扱われ、でもそれを止める者はいなかった。
でも、あるとき、幸せを知らないイズの前にひとりの青年が現れる。
その青年は、イズに一目惚れしたという。
まさかの求婚で、イズを取り巻く生活はガラリと変わったが……。
その幸せな日々は、恐怖の始まりに過ぎなかった。
あらすじだけでも面白そうじゃないですか?
ホント、登場人物に感情移入ができて、思わず殴っt(コホン、なんでもありません)
気を取り直して、次はタイトルの方へ。
タイトル、気になりますよね。
魅力の力、魔女、偽りの溺愛。
その意味が知りたかったら、ぜひ本編を読んでくださいっ!!
※こちらは、『その溺愛、過剰です!?』コンテスト参加作品となっているので、物語の途中で一度完結という形になっています。