概要
海で失くし、海で拾う
漁村のおじさんと、人魚の少女の物語。
【執筆条件】
・「漁村のおじさん」と「人魚の少女」が登場すること
・2525字以内であること
こちらの結音さんのイラストから書かせていただきました!
→https://twitter.com/natsuki_yuine/status/1682762700852723713?s=20
【執筆条件】
・「漁村のおじさん」と「人魚の少女」が登場すること
・2525字以内であること
こちらの結音さんのイラストから書かせていただきました!
→https://twitter.com/natsuki_yuine/status/1682762700852723713?s=20
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!言葉の通じない、美しい歌声を持つ人魚。彼女を救った男が見たものは——?
とある漁村の崖の上には石がひとつ。漁師の洋六は、その石を幼くして亡くした娘の墓標としているようです。そして、供え物の団子を持って彼が訪うのはその崖の岩の裂け目の先にある海蝕洞。
そこにはかつて、彼の網にかかった人魚が匿われていました。
言葉も通じず、何を望んでいるのかもわからない。けれど亡くした娘と同じ年頃で、彼に親愛に似た行為を示し、何より美しい歌声を響かせる彼女に惹かれているらしい洋六は、離れることも海に放つこともできないまま時を過ごしています。
ところがある日、誰も知らぬはずその場所に予期せぬ闖入者が現れ——?
本邦の人魚というと、西洋のそれとは違ってどちらかといえば…続きを読む